小西克幸、『「鬼滅の刃」ワールドツアー上映』パリ・ベルリン舞台あいさつに登場 生アフレコ「ド派手にいくぜ!」でファン熱狂
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の舞台あいさつが、2月25日・26日にそれぞれフランス・パリとドイツ・ベルリンにて開催され、音柱・宇髄天元役の小西克幸が登壇。「ド派手にいくぜ!」と生アフレコを披露し、ファンを熱狂させた。
【写真】ベルリンでの舞台あいさつに登壇した小西克幸
会場にはそれぞれお気に入りのグッズを身につけステージの方へ熱いまなざしを送るファンであふれ、早くも会場のボルテージは上昇している模様。今か今かとキャストの登場を待ちわびる中、音柱・宇髄天元役の小西克幸、アニメ『鬼滅の刃』プロデューサーの高橋祐馬らが登壇。入場するとともに「テンゲン!テンゲン!」という天元コールを送るファンを前に、小西が「こっからはド派手に行くぜ」と宇髄の名セリフとともにあいさつすると、会場のファンたちの盛り上がりは最高潮に達し、盛大な拍手が会場全体に広がった。
今回のイベントに際し、公式ツイッターにて現地のファンたちから二人への質問を集めたQ&Aコーナーが設けられ、トークが展開された。海外での舞台あいさつについて「念願叶って『鬼滅の刃』のワールドツアーというステージでこんなに大勢の『鬼滅の刃』を愛するファンの皆様にお会いできて、いま非常に嬉しいです」(小西)、「現地の鬼滅の刃のファンの皆様と直接会えるのが初めての場なので、今日皆様にきていただけてとても嬉しいです」(高橋)とコメント。
本作で描かれる《遊郭編》では、激烈な戦いを繰り広げている宇髄天元。宇髄役が決まった時の心境について小西は「めちゃくちゃ嬉しかったです! みなさまと同じく『鬼滅の刃』という作品が大好きで。その中でぼくも声の仕事を生業にしていたものですから、『鬼滅の刃』という作品に出演したいという熱はありました」と当時の喜びを語り、そのキャラクターの魅力についても「物語の中で宇髄天元というド派手でとてもかっこいいキャラクターが大好きです。『鬼滅の刃』という作品は僕にとっても夢と希望と愛といろんなものがつまったとても大切な作品で、宇髄天元はとても大事なキャラクターです」「人として、柱としてとても楽しい存在であります。その彼が時折みせる弱さ、ド派手なところ、妻を大事にするところのすべてが好きです。(演じてみて)難しかったところは彼は柱ですから、皆を引っ張っていく旗印にならないといけない、とてもカリスマ性のあるキャラクターだと思っています。その宇髄天元がもっているカリスマ性を表現しなければいけないのが一番難しかったです」と熱弁。
役作りについて聞かれると「宇髄天元というキャラクターですと柱合会議前の裁判のシーンで初登場させていただいたときにとてもテンションの高いド派手な男だなと思いました。でも遊郭編に入って宇髄天元というキャラクターがどういう人間になるかを一話進むごとにどんどん深堀されていってその中で人間・宇髄天元というキャラクターを作り上げることができました」と明かした。
本作では、炭治郎たちとともに宇髄、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎との激闘のクライマックスを描いた《遊郭編》の第十話、第十一話が劇場で初公開。戦闘シーンのアフレコについて小西は「実際アフレコに入ってみると花江くん演じる炭治郎をはじめ、善逸、伊之助がみんな心を燃やして自分たちよりはるかに強大な敵と戦っている姿を見て、自分も心を燃やして戦おうと決めました。僕にとって彼らがアフレコ現場の柱でした。これから皆さんにご覧いただく(遊郭編の)十話、十一話は本当に心を燃やしてみんなで一つの敵にぶつかっているのでぜひ楽しんでいただきたいです」とアフレコ現場の様子を振り返った。
さらにそんな宇髄と好きな部分は、「自分の仲間たちを大切にしているところ、3人の嫁を大切にしているところ」だと明かし、宇髄天元以外で好きなキャラクターを聞かれると「もちろん嫁です!!」と即答し、会場のファンを沸かせた。
そして、今回のワールドツアー上映を記念し、小西による生アフレコが実現。「『譜面』が完成した!!! 勝ちに行くぞォオ!!!」と劇中でもクライマックスのシーンでの名セリフを発すると、初めて耳にする小西の“生アフレコ”に、パリ・ベルリンのファンたちは大歓喜し興奮の渦に引き込まれた。
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は公開中。