ミュージカル『SPY×FAMILY』開幕 森崎ウィン&鈴木拡樹「日本発の世界に向けた作品に」
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ミュージカル『SPY×FAMILY』初日会見が8日、帝国劇場で行われ、ロイド役の森崎ウィンと鈴木拡樹、ヨル役の唯月ふうか、佐々木美玲らが出席。初日に向けて「大千秋楽に向かって全速力で突っ走ってまいります」と意気込んだ。
【写真】アーニャ役の4人がかわいすぎる!
本作は、遠藤達哉による累計発行部数2900万部突破の人気コミックをミュージカル化。普通の家庭を知らずに育ったスパイの男と超能力者の少女、殺し屋の女が、平和を脅かす危険人物の動向を探るため、かりそめの家族となってそれぞれの敵や難問に立ち向かいながらも、普通の家族を装うために全力を尽くす姿を描く。
森崎は、「初日の気持ちを色に例えると何色か?」と聞かれ、「白です」と回答。「お客さまと一緒に作り上げるのが舞台なので、白がどんな色になっていくのか僕自身も楽しみにしたいという思いで白にしました」と語った。
一方、鈴木は「色と言っていいか分からないですが春色です。季節も春ですし、アーニャが入学するというお話なので入学・進学のシーズンを感じさせる、この時期にぴったりな作品になっていると思います」とアピールした。
また、ダブルキャストで良かったと思ったエピソードについて話が及ぶと、唯月は「みれたん(佐々木)は、空気清浄機のような方で、綺麗な心を持っている人だと思います。毎日、癒しをもらっていました。ヨルさんの細かい感情や悩みをお互いに話し合いながら、2人で作っていけたのが楽しかったです。出会えて良かったです。これからも仲良くしてください」とコメント。
佐々木は「ミュージカルが初めてだったので、分からないことだらけで、メイクはどうするとか、1から教えてくださった。ヨルさんを演じる上でも、分からないところが出てきたら、ふうちゃん(唯月)とお話しさせてもらって、アドバイスをもらって、支えていただきました」と笑顔で明かした。
300人以上が応募したというオーディションで選ばれたアーニャ役はクワトロキャストで上演される。稽古を振り返り、池村碧彩は「休憩中は折り紙で携帯を作って遊んでます」とにっこり。井澤美遥も「鬼ごっことかもやっていた。それが楽しかったです」と笑顔を見せ、福地美晴は「帰り道や、休憩中はボンドマンごっこ(原作に登場するボンドマンというキャラクターをまねて遊ぶ)をしてます。学校みたいで賑やかで楽しかったです」と話した。また、増田梨沙は「オーディションの時はみんな名前で呼んでいたけど、一緒に遊んでてあだ名になりました。このメンバーで良かったなと思っています」と話した。ちなみに、福地のあだ名は「謙信」というらしく、福地は「上杉謙信が大好きだから、そう呼んでもらっています」とその由来を明かして会場を驚かせた。
最後に、森崎は「日本発の世界に向けた作品だと僕は思っています。カンパニー一同、大千秋楽に向かって全速力で突っ走ってまいります。応援よろしくお願いします」と改めて呼びかけ、鈴木は「アニメ文化は日本が誇る世界に通用するコンテンツなので、この作品がいずれ海外にも届くものになっていることを願っています」と言葉に力を込めた。
ミュージカル『SPY×FAMILY』は、東京・帝国劇場にて3月8日〜3月29日に上演。その後、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて4月11日〜16日、博多座にて5月3日〜21日に上演。
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