宮村優子、『エヴァ』アスカの愛おしいところは「がんばりやさんなところ」
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声優の宮村優子と伊瀬茉莉也が10日、都内で行われた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』Blu-ray&DVD発売記念スペシャルゲストトークに出席。式波・アスカ・ラングレー役の宮村が“アスカの愛おしいと思う部分”を語った。
【写真】式波・アスカ・ラングレー役の宮村優子
1995年からテレビ東京系にて放送され社会現象になったテレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、2021年3月8日に完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開。その公開日からちょうど2年となる2023年3月8日に、『シン・エヴァンゲリオン劇場版 EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME』Blu‐ray&DVDが発売された。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の中で好きなせりふを尋ねられると、宮村は「アスカちゃんが戦っているシーンが好きなんですよね」とした上で「『新2、また無理をさせるわ』というものがあるんですけど、私も仕事や子育てとか自分に無理をさせているときに『ごめん、また無理をさせるわ』って言いながらやってます」と告白。
その後、宮村がせりふを生披露すると、観客からは大きな拍手が贈られた。北上ミドリ役の伊瀬も「私のテンションもすごい上がってしまいました!」と感激の様子で「アフレコが別々だったので、やっと初めて生アスカを聞けました!」と声を弾ませた。
また、アスカを愛おしいと思う部分に関して宮村は「がんばりやさんなところ」と回答。「いつもギリギリでも『自分がなんとかしよう』ってがんばっちゃうから。もうちょっといい加減に楽に生きたらいいのになぁ…でもそれができないアスカが好きです!」とアスカへの愛を語った。
最後に宮村は「私は本当に長い間『エヴァンゲリオン』という作品に関わらせていただいて。話が終わった後も、空白の14年の中の話をこうやって演じることができて幸せです」としみじみ。続けて「みなさんも『空白の14年って、こんなことがあったんだ。他にはどんなことがあったんだろう』と思って『エヴァンゲリオン』を愛してくださっていたなら、もしかしたら何かの気まぐれでいつか、別の空白の14年もあるのかなって思います」と期待を込め「これからも『エヴァンゲリオン』を愛してあげてください」とメッセージを送った。