AI人形<ミーガン>が子どものお世話を徹底サポート! 恐ろしいくらいの万能ぶりがわかる本編映像
映画『M3GAN/ミーガン』より、人工知能(AI)人形ミーガンが子どものお世話を徹底的にサポートする本編映像が解禁された。
【動画】『M3GAN/ミーガン』本編映像【史上最高のお友達AI人形編】
本作は、『ソウ』『死霊館』や『アナベル』シリーズで知られる巨匠ジェームズ・ワンと、 『ハロウィン』『透明人間』のジェイソン・ブラム率いるブラムハウスが再タッグを組み、心に傷を負った少女の親友になるようプログラムされたAI人形 「M3GAN(ミーガン)」の行き過ぎた愛情と狂気を描くサイコスリラー。
今年1月6日の全米公開を皮切りに世界で“ミーガン”旋風を巻き起こし、全世界興収は1億7312万ドル(約230億円 ※3月15日時点)を記録。早くも続編の制作が決定している。
今回解禁となったのは、ケイディとミーガンの仲むつまじい共同生活を捉えた本編映像。事故で両親を失い、心の傷が癒えない9歳の少女ケイディに対し、仕事の忙しさからきちんと向き合うことができずにいる叔母でおもちゃメーカーの研究者ジェマは、自身の代わりにケイディの身の回りのケアをしてくれるAI搭載人形ミーガンを新商品の実験も兼ねて与えることに。
初めはトイレを流さないなどなかなか言うことを聞いてくれないケイディに手を焼くジェマだったが、ミーガンに世話を任せてから生活は一変。ミーガンの持つ高い学習能力と、ケイディを守るというプログラムのおかげで、彼女にしっかりと“基本的しつけ”が身についていく。
映像でミーガンは、ケイディの話し相手として親身になって受け答えをしたり、声色を変えて絵本を読み聞かせたり、一緒に踊って見せたり。さらには何度も注意したのにもかかわらず行動が目に余る時は、まるで人間のように真面目に怒ったりする場面も。万能すぎて恐ろしいくらいの高性能ぶりを遺憾なく発揮している姿が映し出されている。
本作の脚本を読んだ監督のジェラルド・ジョンストンは、現代社会におけるテクノロジーと育児の相互作用に魅力を感じたという。「『チャイルド・プレイ』を意識した要素が明らかにあったけど、僕がこの作品に惹かれたのは21世紀の育児における道徳劇のような作品を作れると思ったからだ。僕自身、父親としてスマートフォンやタブレットが僕たちの生活に深く広く浸透している現実に悩まされた。だからこの映画はいい風刺になったと思う」と語っている。
映画『M3GAN/ミーガン』は、6月9日より全国公開。