三谷幸喜監督作『ザ・マジックアワー』を中国No.1の喜劇集団がリメイク! 7.8日本公開へ
三谷幸喜が脚本・監督を務めた『ザ・マジックアワー』(2008)を中国No.1の喜劇集団がリメイクした映画『TOO COOL TO KILL(英題)』が、邦題を『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』として7月8日より公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
【写真】笑いあり、涙あり、ドタバタあり! 映画『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』場面写真
本作は、個性的なキャラクターやテンポの良い作風で人気の劇作家・三谷幸喜が2008年に脚本・監督を務めた映画『ザ・マジックアワー』を、喜劇集団・開心麻花(カイシンマーファー)のメンバーたちが新たにリメイクしたコメディ。
万年エキストラばかりの売れない役者・ウェイは何度失敗しても諦めることなく、俳優の夢を追い続けていた。ある日、彼は大スターの女優・ミランから映画の主役として、伝説の殺し屋・カール役に抜てきされる。ミランとその弟で映画監督のミラーが画策した“芝居計画”はやがてコントロールを失い、それぞれの思惑が交錯する中、ウェイたちは次々と予期せぬ展開に巻き込まれていく―。
中国でもファンが多い三谷幸喜作品のリメイクという点に加えて、この作品で映画初主演となったウェイ・ショウが実際に舞台俳優だったため「ストーリーとリンクしている」と話題に。SNSで反響を呼び、7ヵ月に渡って上映されるという異例のロングランとなった。興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録し、2022年中国映画興行収入ランキング第3位にランクイン。これまでに中国でリメイクされた日本映画で最もヒットした『鍵泥棒のメソッド』の興行収入7.62億元(約140億円)を大幅に更新した。
主人公のウェイは売れない役者だが、夢に熱く、実直な人柄が魅力的。そんな彼が成り行きで伝説の殺し屋を演じることに。ウェイは愚直なまでに役に入れ込み、周囲を巻き込んでいく。笑いあり、涙あり、ドタバタあり、と中国コメディのエッセンスが凝縮された、痛快無比なエンタテインメント・コメディに仕上がっている。
本作では、監督をはじめ俳優や制作陣の多くが喜劇集団・開心麻花に所属。開心麻花は、舞台からテレビ、映画に至るまで中国国民へ笑いを届けてきた圧倒的な人気を誇る中国一のコメディブランド。ヒロインの女優・ミランを演じたマー・リーは圧倒的な演技と気品あふれる美貌で、“コメディの女王”と呼ばれ愛されている。
このたび解禁されたポスタービジュアルでは、主人公・ウェイをはじめとした主要キャストたちがそれぞれコミカルな表情を見せており、本編でのドタバタぶり、個性&クセ強の雰囲気が伝わるビジュアルとなっている。
場面写真は、俳優陣それぞれの多彩な表情を収めている。
映画『トゥ・クール・トゥ・キル ~殺せない殺し屋~』は7月8日より全国公開。
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