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向井理、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』全174ステージを完走!「生半可な気持ちでは臨めない、気を抜けない日々でした」

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 ロングラン2年目を迎える舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演(TBS赤坂ACTシアター)。このたび、5月31日18時15分開演の夜公演で、ハリー・ポッター役の向井理が千穐楽を迎えた。

【写真】杖から炎を放つ向井理 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』場面写真

 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得するなど好評を博している。

 国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得し、本年5月には総観客数50万人を突破。向井はオーディションを経て選ばれたハリー・ポッター役のトリプルキャストの1人として2022年8月18日にデビュー。これまで約10ヵ月間にわたって、全174公演でハリー・ポッター役を演じた。

 舞台を振り返り向井は、「稽古から考えると1年以上ありましたが、本当に色々なことがありました。初めは台本だけでは分からないことが多く、動き1つとっても、これまでに経験したことのないような独特な稽古を重ねて、ひとつひとつ模索しながら作りあげてきました」とコメント。

 続けて「どの作品でもそうですが、シリーズとして絶大な人気を誇る“ハリー・ポッター”に出演することは、殊更に生半可な気持ちでは臨めない、気を抜けない日々でした」と明かす。

 共に舞台を創り上げたメンバーについては、「スタッフもキャストも、真面目で、まっすぐで、一緒に芝居をしていて気持ちのいいメンバーばかりでした。ロングランだったからこそ出来上がったチームワークを誇りに思いますし、日本で『ハリー・ポッターと呪いの子』を演じてきた、カンパニーの一員としての自負心もあります」と自身の気持ちを告白。

 そして最後に、「コロナ禍で演劇を行うこと自体が難しい状況から始まった公演でしたが、紆余曲折を経ながらも、ここまで完走できたことに、本当に幸せな環境で芝居をさせていただけたことに感謝しています。長い期間、本当にありがとうございました」と約10ヵ月のハリー・ポッター役を締めた。

 なお、6月以降も藤原竜也、石丸幹二が引き続きハリー・ポッター役を務め、新ハリー役として藤木直人、大貫勇輔の出演が決定している。

 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演は、TBS赤坂ACTシアターにて上演中。

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