アンドレア・ライズボロー『トゥ・レスリー』、物語の核心に迫る本編映像解禁
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アンドレア・ライズボローが本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた映画『To Leslie トゥ・レスリー』より、物語の核心に迫る本編映像が解禁された。
【動画】昔の仲間に詰め寄られ激高 映画『To Leslie トゥ・レスリー』本編映像
主演アンドレア・ライズボローが演じるのは、宝くじに高額当選（19万ドル、日本円で約2500万円）したもののアルコールに使い果たし、行き場を失ったシングルマザー。息子にも友人にも見放されながらも、モーテルでの“出会い”をきっかけに人生の再起を図る。
この度、本作での熱演でオスカーにノミネートされたアンドレア・ライズボローの本編映像が解禁。モーテルの仕事で知り合ったスウィーニー（マーク・マロン）に気持ちを吐き出していくうちに、徐々に距離を縮めていくレスリー（アンドレア）。そんな時、スウィーニーからダンスイベントに誘われるが、過去の過ちを町の人々に知られているレスリーは、断ってしまう。しかし、熱心な誘いに、しぶしぶ参加することに。
久しぶりの解放された雰囲気にレスリーも楽しんでいたが、昔の仲間に難癖を付けられ「私に構わないで」と啖呵を切る。だが、かつての友人ナンシー（アリソン・ジャネイ）は「その女、何したと？」と大勢の人の前で詰め寄る。「俺には関係ない。あんたにも」と言い返すがスウィーニーだが、すかさずナンシーは「息子を捨てた女だ。あらゆるチャンスを棒に振り息子も捨てた女。メモも残さず13歳の子を置き去り、食べる物もなく息子は怯えきってた。いい女気取りの、くそアマ！」と吐き捨てる。「ウソよ」とつぶやくレスリーに、「かわいい子の人生をよくもぶち壊したね」と言うと、レスリーも激高し暴言を吐き帰っていく…。
主演のアンドレアは『To Leslie トゥ・レスリー』の脚本は素晴らしいとコメント。「この脚本はなんというか…センセーショナルでもなく、甘ったるくもなく、でも人生の山あり谷ありの中で、内面的なバランスが取れていない人を捉えていました。レスリーの人生は、束の間の希望にあふれていたり、深く絶望していたりして、たとえ一見安定したように見えても、内面的には違っていた」と分析する。そして「これはレスリーの息子の視点で書かれたものです」「レスリーは息子との関係性の中で、ある種の救済を見出すんです」と、この物語は驚くべきものと話している。
映画『To Leslie トゥ・レスリー』は、6月23日より全国公開。
