『らんまん』“徳永助教授”田中哲司、学生に語った言葉をネット称賛「沁みるな…」
神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第15週「ヤマトグサ」(第71回)が10日に放送され、徳永助教授(田中哲司)が学生たちに語りかけた言葉に対して、ネット上には「沁みるな…」「本日の名言」などの反響が集まった。
【写真】明日の『らんまん』場面カット 真剣な表情の寿恵子(浜辺美波)
植物の名付け親になるべく、誰もが認める図鑑を作ろうと決意した万太郎(神木)。そのため、昼間は大学で研究、夜は大畑(奥田瑛二)の印刷所に通うことになると寿恵子(浜辺美波)に伝える。
一方、東京大学植物学教室では、植物標本作りをめぐって2年生と4年生が対立。植物学を志望していたわけではなかった2年生は、乱雑に標本を作りつつ、手足を動かすのは東京大学の学生のやることではないと持論を展開。さらに万太郎を便利使いしようとする2年生に対して、堪忍袋の緒が切れた4年生の藤丸(前原瑞樹)が掴みかかり、波多野(前原滉)が止めに入ると、そこへ徳永がやってくる。
徳永は「標本が破損したらどうするんだ!?」と問いかけると、2年生たちは謝罪しつつもその場を後にする。波多野は2年生たちについて残念そうに「植物学が好きで、うちに来たわけじゃないんですね…」ともらすと、徳永は「入りたてはそんなもんだろう」と答えつつ、波多野と藤丸に「お前らだって、もともとは他に行き場がなくて、来たんじゃないのか?」と語りかける。
この言葉に藤丸が「まぁ…そうですが…」と応じると、徳永は「どうやってここに来たかは問わない。だが、そこから変わっていけるかどうかだ」と真剣に伝えるのだった。
徳永のこの言葉に、ネット上には「徳永助教授の言葉が沁みるな…」「本日の名言」といった声や「教育者の視点をお持ちで素敵だわ…」「あぁ徳永助教授、やっぱり良い人だよなぁ」などのコメントが相次いだ。