“歌舞伎界のプリンス”片岡千之助、初の主演映画『メンドウな人々』9.2公開 的場浩司との友情コンビに注目
歌舞伎役者で俳優の片岡千之助の初主演映画『メンドウな人々』の公開日が9月2日に決定し、ポスターと場面写真・予告編が解禁。併せて、片岡、共演の的場浩司、監督・脚本の安田真奈からのコメントが到着した。
【写真】“歌舞伎界のプリンス”片岡千之助と的場浩司が友情を育む 映画『メンドウな人々』場面写真
“歌舞伎界のプリンス”片岡千之助の初主演映画となる本作は、地域の“食”や“高校生”をキーワードに全国の自治体参加型でつくる映画“ぼくらのレシピ図鑑シリーズ”の第3弾(第1弾は兵庫県加古川市を舞台にした映画『36.8℃サンジュウロクドハチブ』/安田真奈監督・脚本、第2弾は福岡県田川市を舞台にした映画『夏、至るころ』/池田エライザ監督)。山梨県富士吉田市を舞台に、男子高校生と面倒なオジサンの友情を、高校うどん部の活動も絡めて描く青春ドラマだ。
富士山の麓、富士吉田市。遠山雄大(片岡千之助)は、地味で友達も少なく、学校生活もパッとしない高1男子。ある日学校をサボっていたところ、酔っ払った洋食店の主人・桑原猛(的場浩司)にぶつかり、足を怪我させてしまう。雄大は買い出しなどを手伝うため洋食店に通いだし、隣人の千鶴(筒井真理子)は2人の様子に興味津々。
そんな中、雄大の高校の「うどん部」が「家庭科室が工事で使えないので、部活動をさせてほしい」と現れるが、彼らはやたらと一生懸命で…。ちょっぴりメンドウな人々が、うどんをこねたり、理屈をこねたり。荘厳な富士山の麓で、アツくてメンドウな青春物語が繰り広げられる。
主人公の遠山雄大を演じる片岡は、“オジサン”桑原猛役の的場浩司、クセのある隣人役の筒井真理子らベテラン勢に支えられ、現代劇初挑戦ながら繊細な演技を披露。そのほか、「うどん部」のくるみ役に藤嶋花音、亜美華役に柳明日菜、周太役に大迫一吹、アンディ役に翔と若手俳優が出演し、時にコミカルに、時にもどかしく、メンドウな青春模様をイキイキと演じている。
監督・脚本は、『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』、『幸福(しあわせ)のスイッチ』、『TUNAガール』、『あした、授業参観いくから。』の安田真奈。
ポスタービジュアルは、雄大(片岡)と猛(的場)をメインに、個性豊かなキャラクターが集結したデザイン。横には「甘くて辛い、アオハルの味」というキャッチコピーが添えられている。
本作について、主演の片岡は「楽しくもハードな撮影期間でしたがその一瞬一瞬が僕にとっては宝物の様な思い出です。少しでも多くの方に、富士吉田の魅力そして甘酸っぱくも吉田のうどんの様にどこかほっこりするこの作品を楽しんでいただけましたら幸いです」とコメント。
劇中で片岡と友情コンビを繰り広げた的場は「タイトなスケジュールの中で監督と意見を交わし作品を熟成させる片岡千之助君。うどん部の若き役者達。彼等の真っ直ぐに芝居に取り組む姿勢はとても新鮮でした」と撮影を振り返り、「令和の作品ながら、どこか昭和の雰囲気漂う真っ直ぐでハートフルな作品。『メンドウな人々』是非、御覧下さい」とメッセージ。
安田監督は「ひばりが丘高校うどん部の真摯な活動をヒントに、甘くて辛い青春模様を描きました。頑張りたいけど頑張れない…頑張ってるけどうまくいかない…。そんな青春ならではのもどかしさや純粋な恋心に、ホッコリすること間違いなし! メンドウだけど愛らしい人々に、是非、スクリーンで出会ってください」と語っている。
映画『メンドウな人々』は、9月2日より新宿ケイズシネマにて公開。
キャスト・監督コメント全文は以下の通り。