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『らんまん』“佑一郎”中村蒼、再会した“万太郎”神木隆之介への言葉に共感「泣けた」

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連続テレビ小説『らんまん』第98回より
連続テレビ小説『らんまん』第98回より(C)NHK

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 神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第20週「キレンゲショウマ」(第98回)が16日に放送され、佑一郎(中村蒼)が万太郎(神木)にかけた言葉に対して、ネット上には「すっと沁みていく」「泣けた」といった声が寄せられた。

【写真】明日の『らんまん』場面カット 教室で笑顔を見せる田邊(要潤)

 アメリカでの治水工事の仕事を終えて帰国した佑一郎が長屋を訪ねてくる。無事の帰国を喜ぶ万太郎に、佑一郎はアメリカで携わった工事のことやミシシッピ川にかかるイーズ橋の美しさについて語る。

 また佑一郎は「人間の素晴らしさと同時に恐ろしさも知った」と南北戦争後のアメリカに根強く残る人種差別の現実についても触れ「大きな橋も鉄道も港も、巨大な建造物を造るのは人間の力や。けんど人間は対等に扱われちゃあせん」と伝える。そして佑一郎は「人が人を差別するらあて…嫌じゃのう」ともらす。話を聞いた万太郎もため息まじりに「ほんまに…」と同意する。

 その後、屋台で食事をしつつ、今後の仕事について話す佑一郎。札幌農学校の土木工学科の教授に迎えられるという。万太郎が「いきなり教授かえ? あ〜すごいのう佑一郎君は」と驚くと、佑一郎は「おまんじゃち、すごいろう?」とポツリ。続けて佑一郎は、万太郎が昔から草花に優劣を付けたことがなかったと指摘する。

 「当たり前じゃろう。それぞれがそれぞれに面白いき」と答える万太郎に、佑一郎は「そう考えられること、当たり前じゃないき。生まれた国、人種、どこでどう生きるか。それぞれに面白うて優劣らあない」と言い切る。そして改めて佑一郎は万太郎に、この先も変わらないでほしいと告げるのだった。

 佑一郎が万太郎に語った言葉に、ネット上には「優劣をつけない姿勢は凄いよなぁ」「そういえば万太郎は植物だけじゃなくて人にも優劣つけないよね」などの声や「8月のこの時期に今日の差別や優劣の愚かしさの話。すっと沁みていく」「今朝の回は泣けた」といったコメントが集まっていた。

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