実写『ONE PIECE』実現までの尾田栄一郎とNetflixの“航海の記録”を収めたCM公開
8月31日配信開始となるNetflixシリーズ『ONE PIECE』より、原作&エグゼクティブ・プロデューサーを務める尾田栄一郎とNetflixが“実写化”を実現していく上で何度となく重ねた対話の一部を収めたCM【実写「ONE PIECE」航海の記録】(8月25日より順次OA開始)が公開された。
【動画】Netflix「実写化の歴史を塗り替えたい」、尾田栄一郎「ルフィがこの世に存在した」―実写『ONE PIECE』航海の記録
尾田栄一郎による漫画を実写化する本作は、伝説の“海賊王”ゴールド・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す壮大な海洋冒険ロマン。
世は大海賊時代―。偉大なる海賊・赤髪のシャンクスに憧れる少年ルフィは、彼と海での再会を約束。それから数年後、成長したルフィ(イニャキ・ゴドイ)は揺るがぬ夢を抱え、海賊王を目指し大海原へ。予測不能な冒険の中でルフィはゾロ(新田真剣佑)、ナミ(エミリー・ラッド)、ウソップ(ジェイコブ・ロメロ)、サンジ(タズ・スカイラー)ら仲間と出会っていく―。
「いいものつくろう。」キャンペーンの一環として、8月22日(予定)まで渋谷駅・ハチ公前広場(センターシート/シブハチヒットビジョン)や東口地下広場(B1F 東棟連絡通路壁面シート等)には、自らエグゼクティブ・プロデューサーとして制作に携わってきた尾田栄一郎がプロジェクト実現化の過程でNetflixへ宛てた言葉がつづられた特別広告が掲出されている。さらにそれらの熱量あふれる言葉に対してNetflixが真っ直ぐに向き合って応えた、尾田への言葉が8月24~31日の期間に掲出される予定。そこには、自信をもって作品を世界へ贈り出せるまでの約7年にも及ぶ数々の対話が記録されている。
制作の開始当初、「実写化の歴史を塗り替えたい。(企画着工時)」、「ゴールは2つ。ファンの期待を裏切らないこと。まだONE PIECEを知らない人々に、愛してもらうこと。(企画着工時)」と掲げるNetflix。
尾田は「ルフィがこの世に存在したと思った。驚いた(キャスティング段階)」とイニャキ・ゴドイへの感動を表明する一方、「面白くないものを、面白いとは言えない(脚本草稿を読んで)」、「僕はファンとの信頼関係がある。だから、絶対に嘘をつけない(脚本草稿を読んで)」と語り、対してNetflixも「キャスティングは見た目が似ているかどうか以上に大切な要素がたくさんあります(キャスティング段階)」、「実写化は再現ではありません。表現です(脚本開発中)」と、道のりにはまだまだ距離もあった。
その後、何度も緻密な過程を重ねた両者の言葉は次第に変わってくる。尾田は「想像の何倍も素晴らしい(本編初号を観て)」、「画面の隅々に散りばめられたONE PIECE愛をとても嬉しく思います(本編初号を観て)」と想いをつづり、Netflixは「約束します。あなたが満足するまで配信することはありません(制作途中)」と、決して諦めずに「ONE PIECE」と向き合っていく。
さらに、より高みを目指して尾田は「とてもいいが、まだやれる(本編初号を観て)」、「かつてない大ヒットしか目指したくありません(本編初号を観て)」、Netflixも「我々もまだまだ満足していない(制作途中)」と語り、両者はシンクロし熱意の渦が生まれる。そして遂に努力が結実する日は訪れ、尾田は「実写にしかできない感動が生まれた(完成版試写後)」と最大の賛辞を贈った―こうして不可能だと思われていた「ONE PIECE」実写シリーズは産声を上げた。この対話の全貌が公開される特設サイトは、近日公開される。
公開された映像はファンを裏切らない、納得できる作品を生み出すための、互いの熱き“心意気”が交差する心を打つ映像となっている。
Netflixシリーズ『ONE PIECE』は、Netflixにて8月31日より世界独占配信。