『VIVANT』“天才ハッカー”飯沼愛、役作りのための指示にツッコミ「フワッとすぎんか?」
女優の飯沼愛が27日放送のラジオ番組『飯沼愛の「明日、恋するために…」』(TBSラジオ/毎週日曜12時40分)に出演。現在放送中の日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週日曜21時)で天才ハッカーを演じている彼女が、ドラマ出演決定に際して言われた役作りのための指示について語った。
【写真】“フワッと”指示でも見事に天才ハッカーを演じた飯沼愛の姿
日曜劇場『VIVANT』は、『半沢直樹』シリーズなどを手がけてきた福澤克雄が企画・演出を手がけるアクション・アドベンチャー大作。大手商社の社員にして特殊部隊“別班”メンバーの乃木憂助(堺)と日本の公安警察、そして謎のテロ組織「テント」との戦いをスリリングに描いていく。このドラマで飯沼は、大手商社の社員にして“ブルーウォーカー”という異名を持つ天才ハッカーの太田梨歩を演じている。
飯沼はパーソナリティーを務めるラジオ番組の中で、昨年の12月末にマネージャーから『VIVANT』に天才ハッカー役で出演が決まったことを告げられたことを告白。その際、マネージャーからは「ハッカーの役をやるから、とりあえずタイピングの練習とかしといて」と指示されたそうで、これに飯沼は「いやフワッとすぎんか?」と心の中でツッコんでしまったと振り返った。
20日に放送された『VIVANT』第6話では、飯沼演じるブルーウォーカーが大活躍。今年の1月には台本を読んでいたそうで、その当時の心境について彼女は「“どうしよう!?”っていうか、これを私がやるのかぁと思って、まず“落ち着け!”と思って。自分この作品乗り越えられるかなぁってすごい不安ではありました」と打ち明けた。
第6話の収録は7月に行われたそうで、1月に台本を受け取ってからの約半年間について飯沼は「ずーっとソワソワして、ドキドキしてました」とコメント。
ドラマの撮影は今年2月からスタートしていたそうで、飯沼の最初のシーンは第5話のICUでブルーウォーカーが眠っている場面。飯沼は「目をつむっているだけで人間はこんなに緊張できるんだっていうくらい緊張しました」と笑いつつ、撮影現場のスケール感や緊張感の高さについても言及。
また、かねてから練習していたタイピングについて、実際の撮影現場では決められた文字がなく、適当に打つのが難しかったとのこと。「ちゃんと練習したつもりではあるけど“こいつ全然練習してないやぁ”って絶対思われてる」と不安だったことやタイピングに苦戦したことも語っていた。
6話の放送後はかなりの反響があったそうで、中にはネガティブな声もあったことを明かし「より多くの方が見てくださってるんだなぁと思って嬉しかったですね」と話していた。