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『らんまん』“万太郎”神木隆之介、辞表提出 “徳永”田中哲司との別れに「切ない」「泣いた」

ドラマ

連続テレビ小説『らんまん』第122回より
連続テレビ小説『らんまん』第122回より(C)NHK

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 神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第25週「ムラサキカタバミ」(第122回)が19日に放送され、万太郎(神木)が徳永(田中哲司)に辞表を提出。2人の別れのシーンに、ネット上には「切ない」「涙が溢れてしまった」といった反響が寄せられた。

【写真】植物学教室を去った万太郎(神木隆之介)

 万太郎は植物学教室へ出向くと、熊野で採集したツチトリモチの植物画と神社の森のフローラを徳永に提出。神社合祀令で森が伐採されると、貴重な植物が失われてしまうと報告し、南方熊楠とは接触していないと告げる。

 徳永は「言ったはずだ。もうかばえないと」と話し「槙野。残念だが今学期限りで…」と言いかけたところで、万太郎は制するように「教授」と声を上げ、上着のポケットから封筒を取り出す。「これまで大変お世話になりました」と言いながら、万太郎は辞表を提出。

 「本当にいいのか? 合祀令から目を背ければいい。植物学者として働きたいなら今は満州がある!」と徳永は引き止めようとするものの、万太郎は「私は…もう決めました。大変お世話になりました。私に声をかけていただき、ありがとうございました」と頭を下げ、「このご恩は一生忘れません」と礼を述べ、部屋を出て行こうとする。

 すると徳永は「この雪の 消(け)残る時に いざ行かな」とそらんじると、万太郎は背を向けながら「山橘の 実の照るも見む」と下の句を返す。そして徳永は万太郎が提出した植物画を見ながら「よく描けている。こんな植物画、お前だけだ」と賛辞を送る。これに万太郎は振り返り、再び頭を下げて、教授室を後にするのだった。

 万太郎と徳永の別れが描かれると、ネット上には「気持ちは通じ合ってるのに切ない」「険悪な別れにならなくて本当に良かった…」などの声や「徳永教授との別れに泣いた」「万葉集を詠み合う流れに涙が溢れてしまった」といったコメントが相次いでいた。

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