鈴木亮平、財津一郎さん死去にコメント 初主演作で共演「一緒に歩いてくれました」【コメント全文】
俳優の鈴木亮平が19日、所属事務所を通じて亡くなった財津一郎さんについてコメントを発表した。
【写真】鈴木亮平が『下剋上球児』で共演中の財津さんの孫・財津優太郎
財津さんは今月14日、慢性心不全のため東京都の自宅で死去。89歳だった。財津さんは熊本県出身で、高校卒業後に上京したあと、劇団などでの活動を経て、1964年、大阪の吉本新喜劇に入り。1966年には、藤田まことさんが主演のコメディー番組『てなもんや三度笠』に出演し、甲高い声で「キビシーッ」と叫ぶ独特のギャグで人気を集めた。その後は、演技の幅を広げ、映画やドラマ、ミュージカルなどで俳優として活躍。近年は「ピアノ売ってちょーだい」と財津さんがコミカルに歌う「タケモトピアノ」のCMがおなじみ、20年以上にわたり放送されていた。
鈴木は自身の初主演映画『ふたたび swing me again』(2010)にて、財津さんと祖父と孫の役で共演していた。
【鈴木亮平コメント全文】
財津一郎さんは、生意気だった26歳の自分を温かく包みこみ、同じ目線に立って一緒に歩いてくれました。そういう人間でありたいと、自分も今思うようになりました。財津さんの歩んできた道のりは、きっと新しい世代に引き継がれていきます。心から、ご冥福をお祈りいたします。