『火の鳥 エデンの花』宇宙の壮大な大冒険描くMV版映像公開 リベラが歌うEDテーマ曲にも注目
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手塚治虫の名作漫画を原作とするアニメ映画『火の鳥 エデンの花』より、リベラの美声が響き渡るエンディングテーマ曲「永遠の絆」にのせて、宇宙の壮大な大冒険を描くMV版映像が解禁された。
【動画】リベラによるEDテーマが宇宙駆ける大冒険を包み込む 映画『火の鳥 エデンの花』MV版映像
“漫画の神様”とうたわれ、今も世界中で敬愛される巨匠・手塚治虫。その代表作にしてライフワークともなった不朽の名作『火の鳥』全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」が、ついに初のアニメーション映画化を果たす。製作期間7年をかけて入魂のスペクタクル巨編を完成させたのは、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃。
地球から遠く離れた辺境の惑星・エデン17に降り立った主人公ロミの人生を描く、あまりにも壮大な愛と冒険の物語。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す「故郷」とは? その深遠なラストシーンは、この星に生きるすべての人の胸に響きわたる。
監督を務めるのは、『鉄コン筋クリート』『ムタフカズ』などで独自の作風を発揮してきた稀代のクリエイター、西見祥示郎。声優陣には、主人公ロミ役の宮沢りえをはじめ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平ら豪華な顔ぶれがそろう。
この度、リベラのエンディングテーマ曲「永遠の絆」が流れる、宇宙の壮大な大冒険を描くMV版映像が解禁。予告編では映し出されなかった、主人公・ロミがたどり着いた辺境惑星エデン17の様子や、彼女がコムと共に地球を目指す宇宙への大冒険の中で出会う、宇宙飛行士・牧村や宇宙のよろず屋・ズダーバン、未知の生物が登場。さらに地球を思わせる惑星の様子や、彼らを見つめる火の鳥も新たに垣間見ることができる。
同映像では、どんな環境に置かれても強く生きていこうとする逞しさを持つ一方、様々な欲望に支配され、武器を手に争い世界を一変させてしまう人間の儚さと愚かさを、リベラの美声と共に表現。生きることの有難さや切なさを感じさせる、壮大な世界観の映像となっている。
リベラは、イギリス、サウスロンドンに住む7歳から18歳までの少年達のなかから、オーディションにより選抜結成されたボーイ・ソプラノユニット。その孤高の美しさと純粋さを表現するコーラスが世界中のトップクリエイター達から絶賛され、これまで映画『ハンニバル』のメインテーマのほか、ビョークやエルトン・ジョン、パヴァロッティ、アレッド・ジョーンズなど名だたるアーティストたちのアルバムに参加している。
本作の音楽を担当した村松崇継は、エンディングテーマ曲「永遠の絆」の作曲・編曲も担当。これまで映画『思い出のマーニー』『夜明け告げるルーのうた』『護られなかった者たちへ』など数々の映画音楽を担当し、STUDIO4℃作品への参加は『漁港の肉子ちゃん』に続き、本作が2作目。本作のオファーを受け、「ずっとスペースオペラがやりたかったんです!」と熱い想いで参加し、スケール感のある音楽を生み出した。
プロデューサーの田中栄子は、そんな村松の音楽について「作品理解がなかなか難しかったと思いますし、場面ごとのシチュエーションもどんどん変わっていくので、一曲なのに途中で何回も転調したりして、音楽の方向性を定めるのが大変だったと思います。でも、こちらの要望も汲んでいただきつつ、素敵な音楽をつけてくださって本当に感謝しています」と絶賛。そして「(音楽が)素晴らしく気持ち良いいので、ぜひ劇場で体感してほしいと思います。劇場ならではの楽しみ方ができる体感型の映画」と自信たっぷりにアピールしている。
また今回、本作が、その素晴らしい音楽をより一層体感できるドルビーアトモスで上映されることも決定。迫力ある圧倒的な映像と音で彩られた壮大な物語を、ぜひ劇場で味わいたい。
アニメ映画『火の鳥 エデンの花』は、11月3日より全国公開。