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『PLUTO』山寺宏一、ノース2号役で“師匠”と共演「うれしかったです!」

アニメ

 Netflixにていよいよ配信スタートしたアニメ『PLUTO』より、このたびノース2号を演じた山寺宏一の独占インタビューが解禁となった。

【動画】アトムの涙の意味とは 『PLUTO』予告編

 1964年、手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の一編として絶大な人気を博した『地上最大のロボット』は、2003年に漫画家・浦沢直樹と長崎尚志のプロデュースによって『PLUTO』としてよみがえった。手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ、国内外で高い評価を獲得、単行本の全世界累計発行部数は1000万部を超える大ヒット。2015年には舞台化、2018年には再演も行われ、日本はもちろんイギリス、オランダ、ベルギーと欧州ツアーも敢行された。

 日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』の放送から60年となる2023年、『鉄腕アトム』の制作スタッフにも名を連ね、気鋭のスタジオ・MAPPAの創設者でもある丸山正雄の手によってアニメ化が実現した。

 声の出演は、主人公ゲジヒト役に藤真秀、アトム役に日笠陽子、ウラン役に鈴木みのり。さらに、ゲジヒトやアトムと同じ世界最高水準の7人のロボットたちであるモンブラン役を安元洋貴、ノース2号役を山寺宏一、ブランド役を木内秀信、ヘラクレス役を小山力也、エプシロン役を宮野真守、物語の鍵を握るロボット・プルートゥ役を関俊彦が務める。

 「PLUTO」では<7人の世界最高水準のロボット>を主軸にした物語が展開され、それぞれのキャラクターは、悲しくも切ない過去やトラウマを抱えながら生きており、そのドラマも本作の見どころの一つとなっている。

 その中で、原作ファンからも人気の高いエピソードの1つとして登場するキャラクター、ノース2号は、誰にも心を開かない気難しい老人ダンカンの執事として描かれる。演じた山寺は原作を読んだ際に「なんて悲しくも美しい物語なんだ!」と感動しノース2号のことを大好きになったと話す。「やりがいがある反面、難しくもありました。夢でうなされる程のトラウマを抱えながらも、献身的にダンカンを支え続けるロボット。そんなノース2号をどの様に演じれば視聴者に伝わるのか? 感情を言葉に乗せる? 乗せない? どんなトーン? いろいろと悩みました」と演じる上での苦悩を明かしている。また製作サイドからは「ノース2号の過去、そしてダンカンとの関係性の変化をしっかり考えて演じてほしい」との指示があったそうで「音響監督の三間さんは表面的なことよりも心の内を大事になさる方なので、安心して身を任せ、最終的には気持ちで演じたつもりです。もちろんロボットである事を踏まえた上でですが」と強力な戦闘ロボットでありながらも二度と戦場に立ちたくないという思いを秘めたノース2号ならではの難しい役柄についても振り返った。

 そんなノース2号のオファーが来た時の気持ちについても「映画『20世紀少年』でお世話になった浦沢さんの名作のアニメ化です。参加できると知り小躍りするほどうれしく思いました。ダンカン役が師匠である羽佐間道夫さんだということもうれしかったです!」と、声優界のレジェンドともいえる羽佐間道夫との師弟共演に興奮冷めやらぬ様子だった。その他にも古川登志夫、津田英三、朴璐美、羽佐間道夫、山路和弘、田中秀幸、堀内賢といった浦沢直樹×手塚治虫漫画のアニメーション化に相応しいベテラン声優陣が集結しており、その熱演に注目だ。

 Netflixシリーズ『PLUTO』は、Netflixにて独占配信中。

※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記

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