草なぎ剛のメッセージ到着! 主演舞台『シラの恋文』、あす東京公演開幕
草なぎ剛が主演するシス・カンパニー公演『シラの恋文』が、あす1月7日より東京・日本青年館ホールにて上演される。東京公演に先立ち、草なぎ剛がメッセージを寄せた。また、舞台写真も公開された。
【写真】草なぎ剛が舞台で躍動! 『シラの恋文』京都公演の様子
昨年12月9日に京都で開幕し、続く福岡にて12月28日まで上演を重ねてきたシス・カンパニー公演『シラの恋文』。長い稽古期間から京都公演、福岡公演を経て、キャスト・スタッフ、そして各地の観客の皆様と一緒に練り上げてきたと言っても過言ではない作品が、ついに新春の東京に登場する。
本作は、戯曲にも描かれ、剣豪としても知られた17世紀の実在の人物「シラノ・ド・ベルジュラック」に着想を得て綴られた劇作家・北村想のオリジナル戯曲。ちょっと摩訶不思議な設定から静ひつな叙情感へと観客を連れ去る世界観は、まさに北村想ワールド。そして、その世界観を熟知した寺十吾の演出、主人公の草なぎ剛を筆頭に、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、そして、段田安則という布陣で、観客を“輪廻転生の恋物語”へと誘う。
草なぎは「昨年12月に京都、福岡で上演を重ねてきました。各地のお客様の反応に、『僕たちは良い舞台をやっている!』という大きな手ごたえが毎日あって、やっぱり舞台はお客様に来ていただいて初めて完成するものだ、ということを日々感じていました」と舞台の手ごたえを口にする。
「物語自体は、近未来の架空の世界で、輪廻転生や宇宙的な大きな話が北村想さん独特のセリフの中に具現化されていて、不思議な浮遊感がありますね。これは頭で考える戯曲ではなく心で感じる戯曲かな、と思っています。ただ、つかみどころがない話かと思いきや、とても現実味を帯びた胸がザワザワするシチュエーションも散りばめられていて、毎回ハッとさせられるんです。コロナ禍を経験してきた今、何気なく過ごしている日常も決して当たり前のことではなく、実は奇跡的なことなのだと、この作品を通して、改めて実感しているところです」とコメント。
そして「いよいよ1月7日から東京公演です。京都、福岡を通して、役者、スタッフとのチームワークもどんどん高まっていて、東京公演はさらに進化した最高の舞台をお届けできると思います。この作品のシンプルでありながら奥深い魅力を皆さんに感じ取っていただけたら嬉しいですね。是非期待していてください!」と言葉を寄せた。
シス・カンパニー公演『シラの恋文』東京公演は、1月7~28日に東京・日本青年館ホールにて上演。