ジェレミー・レナー、ひん死の事故を乗り越え愛娘とのCM撮影! 希望の光だった
昨年元日、除雪中に事故にあい、病院で遺書を書くほどの大けがを負ったジェレミー・レナーが、豪華なことで知られるスーパーボウル向けのCMで10歳の愛娘アヴァと共演する。
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現地時間2月11日に開催予定のNFLの優勝決定戦スーパーボウル。アメリカ中が注目する一大イベントとあって、各社が巨額の予算を投じ、豪華CMを制作することでも知られるが、今年は植物性ミルクSilkのCMで、ジェレミーが愛娘アヴァと初共演を果たすそうだ。
Peopleによると、ジェレミーはケガの療養中、プロテインシェイクを作るために同社のミルクを愛用しており、CM出演のオファーを二つ返事で引き受けたという。
CM撮影についてジェレミーは「娘の初仕事だ!娘に早くから働かせるんだ」とジョークを交えつつ、「こんなことが実現したなんて、いまだに信じられない。(事故以来)自信につながったポイントはいくつかあるけれど、これもその内の1つなのは間違いない」と語った。
撮影はロサンゼルスの貸家で行われたといい、CMでジェレミーはバスローブ姿で娘のために朝食を用意。キッチンカウンターの周りを、ジェームズ・ブラウンのヒット曲“I Got You(I Feel Good)”を歌いながらダンスを披露するそうだ。
「こんな動きをしようと思ったことなんてなかったし、キッチンカウンターでジェームズ・ブラウンのようにダンスするとは考えてもみなかった。準備はすべてした。気分が良かったし、翌日耐えられない痛みが襲うこともなかった。挑戦してみて良かったけれど、正直なところ躊躇もした。少しずつ前進しているよ」と述べた。
事故から1年を経て、ジェレミーは今月ついに主演ドラマ『メイヤー・オブ・キングスタウン』の撮影に復帰したが、このCMも、彼にとって意味のあるものだったそうだ。「僕と娘にとって、希望の光でした。回復への道のりと、人生における僕らの新しい一場面です。事故のおかげで見方が変わりました。病院のベッドや自宅から抜け出し、社会で普通の事をすることで、新しい発見がありました。ここでこうしていることにとても感謝しています」と話している。