ジェレミー・レナー、アジア人女性監督からのハラスメント告発を受け否定「事実無根」
俳優のジェレミー・レナーが、ドキュメンタリー『Chronicles of Disney(原題)』でタッグを組んだ女性監督イ・ジョウ(周依)からセクシャルハラスメントを告発されたことを受け、「事実無根」と否定した。
【写真】ジェレミー・レナーを告発したイ・ジョウ
米Varietyによると、中国出身のイ・ジョウ(周易)監督は現地時間11月3日にインスタグラムを更新し、「#Cancel」や「#CancelJeremyRenner」とハッシュタグをつけて、ジェレミーを告発した。
彼女の投稿によれば、6月にジェレミーから「DMやWhatsAppで、彼自身の卑猥な画像を一方的に送り付けられた」と主張。さらに、ジェレミーから熱い言葉で口説かれ、「信じてしまった」と綴っている。
その後、仕事上で非協力的で敵対的な態度を個人的に指摘すると、「移民局や移民関税執行局(ICE)に通報する」と脅迫されたと述べ、「この経験はハリウッドの闇、そして女性やアジア系女性映画監督、女性全般を抑圧する中傷キャンペーンの存在を如実に表している」と訴えた。友人やメディアからの支援を目にしてうれしく思うと感謝も記している。
ジェレミーは、彼女が監督と脚本を務めるディズニーの遺産と歴史を描くドキュメンタリー『Chronicles of Disney(原題)』にコメンテーターとして出演したほか、初の全編AI制作長編映画とされるアニメーション映画『Stardust Future:Stars and Scars(原題)』でもタッグを組んでいる。
イ監督の告発を受け、ジェレミーの代理人は「申し立てられている内容は、まったくの不正確で虚偽である」とVarietyにコメント。現時点では、双方の主張が真っ向から対立している。

