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『光る君へ』“まひろ”吉高由里子、母の仇と対峙 鬼気迫る琵琶演奏に反響「緊迫感で汗かいた」

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大河ドラマ『光る君へ』第8回「招かれざる者」より
大河ドラマ『光る君へ』第8回「招かれざる者」より(C)NHK

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NHK大河ドラマ

 吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第8回「招かれざる者」が25日に放送され、まひろ(吉高)が道兼(玉置玲央)と対峙。母の命を奪った仇・道兼に琵琶の演奏を聞かせる様子が描かれると、ネット上には「つらすぎる」「緊迫感で汗かいた」といった声が集まった。

【写真】まひろ(吉高由里子)の演奏に聴き入る道兼(玉置玲央) 『光る君へ』第8回「招かれざる者」場面カット

 ある日、宮中で兼家(段田安則)が突然倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のおはらいが行われるが効果はなく、道長(柄本佑)ら兄弟は父・兼家の看病にあたる。

 兼家が回復しないまま時が過ぎたある日、為時(岸谷五朗)が宮中で書庫の整理をしていると、そこに道長の兄・道兼がやってくる。道兼は為時の仕事を手伝いながら、自身が父・兼家から疎まれていることを打ち明ける。そして、看病をしている間も一時的に目を覚ました兼家から暴力を振われると話し、幼い頃から虐待されてきたとも告白。そんな道兼に、為時も思わず同情してしまう。

 その後、仕事を終えて為時が帰宅すると、そこには酒を持って訪ねて来ていた道兼の姿が。同じく帰宅したまひろは、7年前に自分の目の前で母・ちやは(国仲涼子)を刺殺した道兼と不意に出くわしてしまい、思わず身を隠してしまう。

 そんな中、為時が酒を飲み続ける道兼と気まずい時間を過ごしていると、そこへ琵琶を持ったまひろがやってくる。まひろは「このようなことしかできませぬが…」と挨拶しつつ、ちやはのことを思い出しながら琵琶の演奏を披露する。

 演奏にすっかり感動した道兼が「誰に習ったのだ?」と聞くと、まひろは「母に習いました」と返答。そしてまひろは、道兼を真っ直ぐ見つめながら、母は7年前に亡くなったと語る。これに道兼が「ご病気か?」と聞くと、まひろは少し間を置いてから「はい」と応えてその場を後にする。

 まひろと道兼が真正面から対峙する様子があえて静かに描かれると、ネット上には「つらすぎるなこれは…」「可哀想すぎるだろ」「よく頑張ったよ…」などのコメントが続出。さらに琵琶の音と最小限のセリフで構成された演出にも「緊張感がすごすぎた」「観ながら息止まってわ」「緊迫感で汗かいた」といった反響が相次いでいた。

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