橋本環奈&上白石萌音、舞台『千と千尋』再演に喜び「かけがえのない作品」「折に触れて思い出す大切なもの」
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俳優の橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子が2月29日、都内で開催された舞台『千と千尋の神隠し』製作発表に出席。初演に引き続き千尋を演じる橋本は「初演の時からかけがえのない作品になりました」、上白石は「折に触れて思い出す大切なものです」と思いを語った。
【写真】千尋を演じる橋本環奈&上白井萌音&川栄李奈&福地桃子が集結!
宮崎駿によるアニメ映画を舞台化した本作は、神々の世界に迷い込んでしまった少女・千尋の成長を描く。橋本は初演を「いろいろ大変なこともあったんですけど、一言では語りきれないほどの経験をさせていただいて、いろんな感情が動いて。役者人生の中でこれだけ充実した時間を過ごせるっていうのは、本当に幸せなことだなと日々思いながら、お稽古とツアーを回らせていただきました」と回想。
新キャストの川栄と福地が演じる千尋については「本当にパワフルな。新鮮ながらも学ぶことがたくさんある千尋を稽古場で見させていただいて。私の中でもまた新たに進化した千尋を見せられるんじゃないかなって」と刺激を受けている様子だった。
上白石は「どの会場でも素朴に素晴らしいストーリーを信じて、それを伝えることに徹して、大切に千尋を演じたいなと思っております」とにっこり。また「より『千と千尋の神隠し』の世界が、豊かに・自由になっているのを日々肌で感じております。私も毎日新鮮な気持ちで、柔らかくそして誠実に、千尋として生きたいなと思っております」と話していた。
その後の質疑応答で、本作がキャリアにおいてどんな位置づけとなっているのか問われた橋本は「役者人生の中で、絶対に何十年経っても忘れられない役になりましたし、作品になったなっていう風に思っていて」と返答。「この先、他のいろんな役をやったとしても、きっと色褪せないだろうし、忘れることはできない関係性に、千尋となれたんじゃないかなっていう風に思います」と語った。
上白石は、10歳くらいの子どもを目で追ってしまうと明かし「未だに千尋のために子どもを研究している自分がいて(笑)。それは千尋の稽古をしていなくてもそうなので、私はずっと千尋を心の中に飼っているんだなっていうのは、とても感じますね」と笑顔を見せ「演じる役ではありますけど、友達のような、子どものような愛しい存在ですし、作品自体も折に触れて思い出す大切なものです」と話していた。
舞台『千と千尋の神隠し』は、3月11日~30日に東京・帝国劇場、4月30日~8月24日にロンドン・コロシアム、4月7日~20日に愛知・御園座、4月27日~5月19日に福岡・博多座、5月27日~6月6日に大阪・梅田芸術劇場メインホール、6月15日~20日に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。
※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記
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