アカデミー賞「拍手する犬」が話題! 手の正体判明し「この仕事に就きたい」の声も
日本時間11日に行われた第96回アカデミー賞の中継に“拍手する犬”が映り、話題に。拍手する手の正体も判明し「この仕事に就きたい」との声も上がっている。
【写真】イスの下にスタッフが! 「拍手する犬」の仕組み
今回話題になっているのは、『オッペンハイマー』のロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞を受賞した際の出来事。ロバートがスピーチを終え、客席が映し出されると“拍手する犬”が突然画面に現れた。
この犬は『落下の解剖学』で高い演技力を披露した俳優犬のメッシくん。7歳のボーダーコリーで、サッカー選手のリオネル・メッシから名前を取ったという。
アカデミー賞のプロデューサーのモリー・マクネアニーがVarietyに語ったところによると、メッシくんが拍手する映像は事前収録だったそう。「本番数時間前の最終リハーサルにメッシを会場に連れてきたのですが、その時にとても吠えてしまったんです。メッシは悪くなくて、わたしが思うに、カメラマンの合図を“吠えるサイン”と思ってしまったようでした」とマクネアニーは事前収録に切り替えた経緯を話している。
その撮影裏も実にユニーク。メッシくんのトレーナーのローラ・マーティンのInstagramのストーリーズによると、作り物の犬の手を持った男性が椅子の下に潜り込み、タイミングに合わせて拍手に見えるように動かしている。
SNSでは「この仕事に就きたい」「手動だったの」「メッシは真のアカデミー賞受賞者だ」と驚きと称賛の声が上がっている。
引用:Laura Martin Contini(@lauraandmessi)