ユアン・マクレガー、妻メアリー・エリザベス・ウィンステッドとのセックスシーンにインティマシーコーディネーターを付けた
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ドラマ『FARGO/ファーゴ』の共演をきっかけに、メアリー・エリザベス・ウィンステッドと結婚したユアン・マクレガー。彼女とのラブシーンはもちろん初めてではないが、最新の共演作『A Gentleman in Moscow(原題)』では、専門家インティマシーコーディネーターの力を借りたそうだ。
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「(夫婦であってもインティマシーコーディネーターが)必要だ。スタッフもいることだし、人前で裸になるのは奇妙なこと、カメラの前で親密になるのも奇妙だよ」とRadio Timesのインタビューで、ユアンがコメント。「ダンスのシーンを撮るなら、振付師がいる。今やこの仕事で重要な存在だ。監督と俳優の間に立つ人だからね」と明かした。
インティマシーコーディネーターとは、セックスシーンやヌードシーンなどの撮影で、制作側と役者の間に立って、望まぬことを強要されないよう役者の立場を尊重するとともに、撮影がスムーズに進むように調整する専門家。ここ数年、その重要性が指摘されている。
元妻イヴ・マヴラキスとの間に4人の娘がいるユアンは、こと若い女優にとってインティマシーコーディネーターの存在は重要だと話す。「娘のエスターは22歳だ。年配の有名監督が『このシーンでは裸になって欲しい』と言えば、22歳の女優は『なんてこと、キャリアがかかってる、やらなくちゃ』と思うだろう」
「そして5年経って振り返ったとき、『やらなければ良かった。何故あのシーンで裸になったんだろう? 必要なかった』と思うことになる。今では、自分のキャリアを左右することのない、第三者が間に入ることが出来るんだ」と述べた。
『A Gentleman in Moscow』は、革命後のロシアを舞台に、辛くも死を逃れるも、グランド・モスクワ・ホテルに軟禁されることになったアレクサンダー・ロストフ伯爵の物語。エイモア・タウレスによる2016年の同名小説を基にドラマ化した。ユアンは主人公のロストフ伯爵、メアリーは彼と恋仲になる女優のアンナ・ウルヴァノヴァを演じる。3月28日から、アメリカParamount+にて配信スタートする予定。