綾野剛×豊川悦司『地面師たち』それぞれの役割と詐欺手口の一部が垣間見える特別映像、キャラクター相関図解禁
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綾野剛と豊川悦司がダブル主演し、7月25日配信開始となるNetflixシリーズ『地面師たち』より、特別映像とキャラクター相関図が到着した。
【動画】100億動かす詐欺グループの手口とは? 『地面師たち』特別映像
新庄耕の小説『地面師たち』を大根仁監督が実写化する本作は、不動産売買をエサに巨額の金をだまし取る詐欺師集団・地面師による前代未聞の事件を描くクライム・サスペンス。
特別映像では、100億円を巡る不動産詐欺を手掛ける地面師グループのそれぞれの役割、そして目からうろこな詐欺手口の一部を垣間見ることができる。
一癖も二癖もある強烈個性のメンバーをまとめるのは、一際不穏な気配を漂わせる 狂気のリーダー・ハリソン山中(豊川)。作戦をまとめる首謀者として絶大な存在感を放ち、元暴力団幹部という過去を持ちながら、常に敬語で丁寧な姿勢を崩さない不気味さが印象的。地面師の仕事がない期間は、スリルとエクスタシーを感じられるハンティング(狩猟)に出かけることが多く、自身が地面師として育てた辻本拓海(綾野)を信頼している。
そんなハリソンが練り上げた作戦の元、フロントに立って交渉役を務めるのが辻本拓海(綾野)だ。ある事件に巻き込まれ、失意の中、大物詐欺師のハリソンと出会って地面師に誘われたため、ハリソンとはどこか師弟のような関係性がうかがえる。<優しい顔でターゲットを仕留める冷静な交渉役として、時には風貌を変えて潜入調査も行うプロ中のプロだ。
そして、詐欺の舞台となる土地(ターゲット)のデータを集めるのが情報屋。候補の土地、想定取引価格、売主情報などを徹底的にリサーチし、より良い土地のデータを地面師グループに提供する。地面師詐欺を成立させるために欠かせない、重要な役割を担うのが竹下(北村一輝)なのだが、金に目がないヤク中の情報屋として、チームに「想定外」をもたらす可能性も…?
不動産に関する法律の知識を豊富に持ち、相手をけむに巻く交渉役の一人を担うのが、適当な関西弁と巧みな話術を操る法律屋の後藤(ピエール瀧)。元司法書士という経歴を生かし、関西弁の勢いと巧みな話術で情報をまくし立て、相手を慌てさせながら優位に交渉を進めて行く。実は妻子を持つ意外な一面も。
交渉の場に必ず必要な、偽物の地主をキャスティングするのが、言い訳で虚勢を張る情にもろい手配師・麗子(小池栄子)だ。全国各地を渡り歩き、お金が必要な地主の「なりすまし犯」候補を探し出しては、徹底的に本来の地主の個人情報、不動産情報をたたき込む。だます相手を完全に信用させるため、絶対に失敗できない役割でもあるが、何があってもいいように、麗子は常に複数人の「なりすまし犯」候補を用意している。
さらに、地面師にとって必須のアイテム、偽造書類を職人技で手配するのはニンベン師の仕事。パスポートや運転免許証の偽造は当然だが、引きこもりで猫好きのニンベン師・長井(染谷将太)は、ハッカーとしてもすご腕の持ち主で、リモートで地面師チームをサポートする活躍も見せてくれる。
それぞれが自身の役割を完璧に遂行し、抜け目のない緻密な作戦のもと、100億円という前代未聞の不動産詐欺へと挑む地面師グループ。しかし、それぞれが抱える「欲望」と「思惑」が複雑に絡みあい、物語は二転三転、予想外な出来事が巻きおこるスリリングな展開へと発展していく。さらには、ハリソンを追い続ける刑事・辰(リリー・フランキー)の捜査も着実に彼らを追い詰めていき…?
濃厚で強烈なインパクトを放つ地面師グループを演じた綾野、豊川、北村、瀧、小池、染谷に加え、本作には、彼らに負けずとも劣らない個性的なキャラクターが勢ぞろい。地面師詐欺の餌食になっていくデベロッパーら不動産業者、地主、そして彼らを取り巻く怪しい登場人物に、松岡依都美、吉村界人、松尾諭、駿河太郎、マキタスポーツ、山本耕史。
そして詐欺事件を追う警察には、リリー・フランキーとともに池田エライザと演技派俳優陣の面々が脇を固め、くせ者ぞろいでアウトローな登場人物たちを見事に演じ切っている。彼らの複雑な関係性を描いた相関図も新たに到着した。
Netflix シリーズ『地面師たち』は、Netflixにて7月25日より世界独占配信。