長澤まさみ、念願だった三谷幸喜との再タッグに笑顔「本当に嬉しかった」
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俳優の長澤まさみが29日、都内で開催された映画『スオミの話をしよう』の話をしよう 完成報告会に出席。長澤は三谷幸喜監督との再タッグに対する喜びを語り、三谷監督は長澤のために映画を作りたいと思っていたことを明かした。
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本作は、大富豪の妻・スオミ（長澤）の失踪と、スオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たちが織りなすミステリー・コメディを描く。この日は共演している西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマも出席していた。
長澤は「スオミという役を通して、いろんなキャラクターを演じたんですが…なかなか難しいこともたくさんありましたが、皆さんと和気藹々と楽しく演じることができたなと思っております」とにっこり。三谷監督は「やっと僕は自分が映画監督なんだっていうことを、自信を持って言える感じになったかなという風に思っております」と手ごたえを感じている様子だった。
本作が生まれた経緯を問われると、三谷監督は10年前に舞台でタッグを組み、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではナレーションを務めた長澤について「この人のために映画を作りたいな、この人が一番今の段階で輝いている、そんな映画ができないだろうかと思ったところが出発点」と回想。
これを聞いた長澤は「恐れ多いです。10年前に三谷さんの舞台に出演させていただいた時に、もっともっと一緒にお仕事したいなって、物足りなさを感じていたので（笑）。今回はこういう風に作品に出演することができて、本当に嬉しかったなという気持ちです」と笑顔を見せた。
演じたスオミについては「人によって印象が違うという役柄なので、どういう風にキャラクター作りをすればいいんだろう？って思いながら、毎日監督にいろんなヒントを貰いながら演じていた」と回想。
「皆さん独特な魅力を持たれた方々で（笑）。こういう方々と向き合えているだけで、きっと違う自分が生まれていたんだろうなっていうのに、改めて気づいたような気がします。そういったところがスオミの本質的な部分だと思うし、対する相手によって自分っていうものが作られるんだなって」と振り返っていた。
映画『スオミの話をしよう』は9月13日公開。
