『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、 “美位子”石橋菜津美の告白に驚き ネット騒然「エグすぎる」
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伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第117回)が10日に放送され、新たなキャラクター・美位子(石橋菜津美)が登場。寅子にある告白をすると、ネット上には「エグすぎる」「地獄みたいな事件…」などの声が集まった。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット 深刻な表情の寅子(伊藤沙莉)
昭和44年1月、桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に就任。その祝賀会が梅子(平岩紙)と道男(和田庵)の店「笹竹」で盛大に開かれる。そんな中、戦後生まれの学生たちが中心となった社会運動が激化し、東大で安田講堂事件が発生。香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕されてしまう。寅子はよね(土居志央梨)から弁護士事務所へ呼び出される。
そこで寅子は事務所を手伝う美位子と出会う。美位子は「この人がうわさの“トラちゃん”さんよね?」とよねに聞くと、そばにいた寅子は笑いながら「はい、“トラちゃん”さんです」と返答。轟(戸塚純貴)は寅子に、美位子について紹介。すると美位子は寅子に「いま弁護をお願いしていて」と話し「私、実は父親を殺しちゃって」と笑顔で告白。思わず寅子は「えっ?」と呆然としてしまう。
その後、よねと轟は寅子に、美位子の事件について説明。美位子は尊属殺人の罪で起訴されて、保釈が認められたばかり。父親からの苛烈な虐待に長年耐え続け、2人も子どもを産まされたという。恋人ができた美位子が結婚しようとすると、それを知った父親が逆上。彼女を監禁し暴力を振るっていたことが明らかになる。美位子の悲惨な身の上に、ネット上には「いくらなんでもエグすぎる」「ひどすぎる」「最悪な地獄みたいな事件…」といったコメントが集まった。
その後、よねは裁判を通じて尊属殺人罪が憲法14条に違反していることを主張し、正当防衛もしくは緊急避難で減刑を訴えると説明。劇中ではかつて穂高(小林薫)が、尊属殺人の重罰規定をめぐって違憲を主張。尊属殺人というテーマが再び物語に浮上する展開に「尊属殺人重罰規定をもう一度やるのか…」「穂高先生の尊属殺規定反対意見も伏線だったんだな…」などの声も寄せられていた。