松本若菜主演『Dr.アシュラ』、渡部篤郎、片平なぎさ、小雪らの出演決定
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■渡部篤郎
――台本をお読みになった感想や、演じる役柄の印象をお聞かせください
「原作へのリスペクトをもって作られている台本、という印象を受けました。原作ファンの方々がいらっしゃいますので、自分もこの役を演じるにあたっては、原作に敬意をもって取り組んでいきたいと思います。かつて多聞は朱羅と“ある約束”を交わしているのですが、これ以上は種明かしになってしまうので…(笑)。自分の正義を守る、という一点は大事に演じていこうと思います」
――撮影現場や作品に対する意気込みをお聞かせください
「先日クランクインしましたが、真剣に良いものを作りたいという熱意、作品に対する真面目な姿勢を感じて、とても良い現場だと思います。そういった雰囲気に背中を押されて、自分も頑張ろうという気持ちになります」
――視聴者の方へのメッセージをお願いします
「テレビドラマに限らずいろいろな作品が楽しめる時代ですが、映画や配信ドラマと違って、テレビドラマには“子どもは見られません”といった規制はありません。幅広く届けられる分、大変でもありプレッシャーもありますが、どなたが見ても楽しめる、良い作品を届けたいと思います」
■片平なぎさ
――台本をお読みになった感想や、演じる役柄の印象をお聞かせください
「世の中がコロナ禍にあった頃、病床が足りないなどの理由で受け入れ拒否になった患者さんが命を落とすという残念なニュースを覚えています。命に対して決して背を向けない“ドクターアシュラ”。ものすごいスピードで躍動しているさまが臨場感にあふれ、小気味良さを感じました」
――撮影現場や作品に対する意気込みをお聞かせください
「理事長の阿含百合は原作のコミックとは少々違うオリジナル設定となっています。阿含は“アシュラ”の味方なのか、それとも夢を実現させるためには自ら阿修羅となってしまうのか。どちらに転ぶか分からない振り幅の大きい存在になりたいと考えています」
――視聴者の方へのメッセージをお願いします
「私はまだ撮影も始まっておらず台本を読んだだけですが、これはきっと楽しんで観(み)るものだと思うのです。思い切り気持ちの良い、超スーパードクターの“アシュラ”を!」
■鈴木浩介
――台本をお読みになった感想や、演じる役柄の印象をお聞かせください
「命と向き合う厳しい現場なので、撮影自体もカロリーが高いでしょうし、患者さんとの精神的な向き合い方も大変だろうなと。特に主演の松本さんは大変だと思います。息を抜ける瞬間があまりなく、特に第1話は緊張感がずっと続いているという印象でした」
――撮影現場や作品に対する意気込みをお聞かせください
「金剛は久しぶりにイヤな人ですね…(苦笑)。松山監督とはかなり長い付き合いですが、“何もやらないでください”という時と、“とにかくやってください”という時と、ディレクションが極端に分かれるんです。ちなみに今回は、“やってください”の方だったんです。でも、どうやればいいんだろう(笑)。今はどういうふうに膨らましていこうか模索している最中で、きっと共演者の皆さんと現場で作っていくことになるんだろうなと思っています。松本さんとは最近も共演させていただいておりますが、松本さんとのお芝居はとても楽しくて。今回は役柄の関係上、コミュニケーションは取りづらいかもしれませんが、その雰囲気を楽しんでいこうと思います」
――視聴者の方へのメッセージをお願いします
「本格的な医療ドラマです。もちろん、エンターテインメント作品としての楽しみ方もあると思いますが、患者さん、そして命と真剣に向き合う“アシュラ”のひたむきな姿は丁寧に描かれていくと思います。その姿に胸を打たれますし、現場も同じようにひたむきに取り組んでいきたいと思います」
■佐野史郎
――台本をお読みになった感想や、演じる役柄の印象をお聞かせください
「10代の頃に夢中になって観(み)ていた医療ドラマのことを思い返していました。時代を超えても変わらぬテーマに取り組んだ、医療ドラマの王道だと思います。何よりも人命を第一にする“アシュラ”と真っ向から対立する役どころですが、ステレオタイプの人物像に陥らないよう、気をつけたいと思います」
――撮影現場や作品に対する意気込みをお聞かせください
「病院に限らず、組織の方針と、現場で必死に働く人々との葛藤は、さまざまな仕事場で見られることと思いますが、この、フジテレビのドラマの現場もまた、スタッフ、キャストが腹を割って語り合い、より良い作品づくりができるような現場になればと思っています。まずは、自分に正直に、『Dr.アシュラ』の世界を生きることができるよう、努めたいと思います」
――視聴者の方へのメッセージをお願いします
「私の役どころは病院長なので、手術などの現場に携わることはありませんが、シナリオを読んで、壮絶な手術シーンの数々は、間違いなく見どころとなると思いました。なかなか知られることのない救急医療の現場かとは思いますが、このドラマを通して、決して他人事ではないと感じてくださればありがたく、命と格闘する医療チームの存在に想(おも)いを馳(は)せていただければと思います」