阿部サダヲ「松さんってやっぱりすごい」、松たか子「不思議だけど素敵な初日」『しあわせな結婚』クランクイン!

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阿部サダヲが主演、松たか子が共演する7月スタートのドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)がクランクインを迎え、阿部、松からコメントが到着した。
【写真】運命の始まりは病院のエレベーターの中での不思議な出会い! クランクインした阿部サダヲ&松たか子がガッツポーズ
本作は、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)以降、1作目の連続ドラマとなる大石静が紡ぎ出す夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和のマリッジ・サスペンス。
阿部が演じるのは、世間の注目を集めるセンセーショナルな事件の裁判でいくつも無罪を勝ち取りながらテレビ番組にも出演、お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士・原田幸太郎。生来1人が好きで、また仕事に支障が出ることを嫌い、独身を貫いてきた幸太郎だが、ある日、入院中の病院で、鈴木ネルラ(松たか子)と運命の出会いを果たし…50年間、頑なに貫いてきた“独身主義”をあっさり捨てた。しかし電撃結婚後、愛する妻が抱える大きな秘密が、少しずつ明らかになっていく。
阿部と松が10年ぶりに夫婦役を演じることでも話題の本作。このたび、幸太郎とネルラが“運命の出会い”を果たす重要なシーンの撮影が行われた。
2人が初めて出会うのは、討論番組の出演中に突然倒れ、緊急搬送された幸太郎が入院する病院のエレベーターの中。このシーンで、阿部と松が一緒に芝居をし、本作がついに本格始動した。
撮影を終えた2人を直撃すると、「最初に目が合う瞬間の撮影では、怖さも感じたし、美しさも感じたし、幸太郎がネルラに惹かれる感じが出ているんじゃないかなと。“そう来たか!”という表情で、松さんってやっぱりすごいなと思いました」(阿部)、「人からどう見えるのかはわからないんですが、少なくともこの2人にとっては、とってもロマンチックな出会いで…。阿部さんの目を見たら自然にそう思えた、不思議だけど素敵な初日になりました」(松)と、互いに“目の芝居”を大絶賛。
しかも、実際のエレベーターを使って撮影を行ったため、扉が開いたり閉まったりするタイミングも考慮しながら演技をしなければならないというこのシーンについて、阿部が「松さんは、お芝居しながらタイミングを合わせてエレベーターの操作も自分でやっていたんです。開、閉、延長ってボタンを押しながら、あの顔ができるんだ! という驚きでいっぱいでした(笑)」と、裏話も披露した。
また、待ち時間にはインタビュー動画やポッドキャストで公開されている雰囲気そのままに、楽しそうにおしゃべりするなど、何度も共演している2人だからこその仲むつまじい空気感が漂っていた。
大石静が紡ぎ出す世界に飛び込んだ2人が、「撮影は始まったばかりですが、面白くなりそうです」(阿部)、「私たちも楽しくなりそうと感じられるいいスタートが切れました」(松)と語った物語に期待が高まる。
また、第1話のあらすじも公開。
多忙な日々を送っているスター弁護士・原田幸太郎は、ある日、討論番組出演中に倒れ、病院に搬送される。一命をとりとめた幸太郎だが、すでに家族はなく、50年間独身主義を貫いてきたため、見舞いに来る人もいない。ふいに猛烈な孤独感に襲われた幸太郎は、思わずエレベーターに乗り合わせた見知らぬ女性・鈴木ネルラに声を掛けてしまう。するとネルラは突然持っていた紙袋を幸太郎に渡し、足早に立ち去る。
あぜんとしながらもネルラのことが頭から離れなくなる幸太郎…。しかし、もう一度彼女に会いたいという願いはかなわぬまま、退院の日がやってくる。幸太郎が玄関を出ると、なんとそこにはネルラの姿が。驚く幸太郎に彼女は言う、「うち行きませんか?」―。
ネルラに運命を感じた幸太郎は、まさかの電撃結婚。各階に彼女の父、弟、叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタートさせる。週に一度、家族で食事を楽しむなど、鈴木家の結束は固く、元来“ひとり好き”な幸太郎は“こういうの苦手”と思いながらも少しずつなじんでいく…。
しかし、結婚後、少しずつ明らかになっていく妻の“大きな秘密”。平凡な結婚だと思っていたのに…幸太郎の人生は大きく狂わされていく―。はたして、“秘密”を知ってもなお、夫は妻を愛し続けることができるのか…?
木曜ドラマ『しあわせな結婚』は、テレビ朝日系にて7月より毎週木曜21時放送。
阿部と松のコメント全文は以下の通り。