『キャスター』いよいよ最終章へ――山本學、松尾諭、井上肇、石橋蓮司らがゲストに

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阿部寛主演の日曜劇場『キャスター』(TBS系/毎週日曜21時)は、6月1日の第8話から3話にわたり最終章を放送する。舞台は原子力関連施設の村。さらに進藤(阿部)が追い続けている、40年以上前に闇に葬られた事件が再び動き出す。ゲストに山本學、松尾諭、井上肇、石橋蓮司らを迎える。
【写真】大物が続々登場! まだまだ目を離せない『キャスター』
“世の中を動かすのは真実!”という信念の男・進藤壮一(阿部)は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積み、その後報道番組のキャスターを務めていたが、民放テレビ局JBNの会長・国定義雄(高橋英樹)に引き抜かれ、視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任した。生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく。
最終章では、原子力関連施設が集中している茨城県芦根村で大規模な山火事が発生。火災現場付近で、認知症を患う老人1名が行方不明に。行方不明の人物は山井(音尾琢真)の父で、原子力燃料再処理センターの元所長・和雄(山本學)だった。
進藤は和雄や原子力燃料再処理センターの現所長・江上(井上肇)の行動に疑問を抱き、2人の行動を追う。一方、進藤と共に芦根村を訪れた華(永野芽郁)は、進藤が芦根村に土地勘を持っていることや単独行動が多いことが気になり…。
そして芦根村で取材を進める進藤は、自身の父・松原哲(山口馬木也)とのつながりを示すあるものを発見し、闇に葬られていた事件が再び動き出す…。
最終章では第1話に登場した羽生元内閣官房長官(北大路欣也)の息子である羽生真一(内村遥)が亡き父の弔い選挙で当選し、衆議院議員となって再び進藤たちの前に登場する。そんな真一の後ろ盾となっている地元の大企業・景山重工の会長・景山英嗣役を演じるのは、日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』や『ラストマン-全盲の捜査官-』で日曜劇場に欠かせない“重厚感”を作品に与えてきた石橋蓮司。
『ニュースゲート』のプロデューサー・山井和之の父である山井和雄役は、1963年放送の『カミさんと私』、1964年放送の『愛と死をみつめて』から2018年放送の『下町ロケット』と、現在まで60年以上にわたり日曜劇場に出演する山本學が演じる。
また、羽生真一の秘書・池内邦明役で、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』『ラストマン-全盲の捜査官-』をはじめ数多くのドラマや映画に出演する松尾諭が登場する。
さらに、原子力燃料再処理センターの所長・江上保夫役には井上肇、芦根村の村長・角田正一役には大鷹明良、JBNの茨城支局員・安西康平役には小須田康人、江上保夫の娘で地元の食堂で働く江上麻衣役は夏子が演じる。
日曜劇場『キャスター』は、TBS系にて毎週日曜21時放送。
※ゲストからのコメントは以下の通り。