アーノルド・シュワルツェネッガーが一番稼いだ意外な作品は?

「ターミネーター」や「プレデター」シリーズ、『トータル・リコール』など、数々のヒット作に出演してきたアーノルド・シュワルツェネッガー。中でも、彼に一番の収入をもたらした意外な作品を明かした。
【写真】シュワ主演『バトルランナー』『ツインズ』『ジュニア』場面写真
Varietyによると、アーノルドが現地時間6月23日放送の人気トーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen(原題)』に出演。「ターミネーター」シリーズでもなく、「プレデター」シリーズでもなく、1988年公開のコメディ映画『ツインズ』が、最も稼がせてくれたと明かしたそうだ。
アーノルドは、「そうだな、一番稼いだのは『ツインズ』だった。給料としては一文ももらわなかったが、バックエンド契約を結んだ」「本当に素晴らしかった。銀行に意気揚々と行ったよ」とコメント。バックエンド契約とは、映画の収益から一定の割合を受けとるもの。司会のアンディから「2000万ドル以上?」と聞かれると、それ以上だったと回答。では「4000万ドル以上か?」と聞かれると、「もっとだ。私の映画の中で最高額だった」と明かしたそうだ。当時とは物価やレートが異なるが、4000万ドルは約58.8億円に相当する。
アイヴァン・ライトマン監督による『ツインズ』は、遺伝子操作で生まれた似ても似つかない双子(アーノルドとダニー・デヴィート)が、成人してから再会を果たしたことで巻き起こる騒動を描いたコメディ映画。ボディビルダーから俳優に転身し、アクションスターとしての地位を築いた彼にとって、コメディ初挑戦となる作品だった。
アーノルドは今年、同誌の対談企画「Actors on Actors」に息子のパトリックと登場した際にも、『ツインズ』の裏話を披露。未知数だった自身のコメディ映画出演に反対する声が上がったため、ギャラを受け取らない代わりに、40%のバックエンド契約をまとめたと明かし、「我々にとって、過去最高の契約になった」と満足気に語っていた。なお、本作のヒットを受け、エディ・マーフィーが加わり、三つ子の物語として続編が計画されていたが、撮影直前にライトマン監督が亡くなってしまったため、実現しなかったそうだ。
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