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ジェームズ・キャメロン監督、『アバター』ワールドツアーで3年ぶり来日決定!

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映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ワールドプレミアより
映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ワールドプレミアより(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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 ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」シリーズ第3弾となる映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のワールドプレミアが、日本時間12月2日、米・ロサンゼルスのアカデミー賞授賞式の開催地としても知られるドルビー・シアターにて行われた。本プレミアを皮切りにワールドツアーがスタート。12月10日にキャメロン監督が『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』以来3年ぶりに来日することも決定。監督は「日本に行けることをとても楽しみにしていますし、最新作についてお話しできるのを心から楽しみにしています」とコメントを寄せた。

【写真】ビリー・アイリッシュ、・アーノルド・シュワルツェネッガー、マイリー・サイラスも登場! 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ワールドプレミアの様子

 神秘の星パンドラを愛する先住民のナヴィと、侵略を狙う人類の戦いを描いてきた「アバター」シリーズ。その第3弾となる本作では、パンドラを憎むアッシュ族のヴァランが人類と手を組んで襲来し、“炎の決戦”が始まる。

 LAでのワールドプレミアには、監督をはじめ、主人公ジェイク・サリー役のサム・ワーシントン、ジェイクの妻ネイティリ役のゾーイ・サルダナ、サリー家の養子キリ役のシガーニー・ウィーバー、次男ロアク役のブリテン・ダルトン、サリー家の一員の人間スパイダー役のジャック・チャンピオン、ジェイクの宿敵クオリッチ役のスティーヴン・ラングら前作から続投する豪華キャストが集結。

 新キャラクター・ヴァランを演じるウーナ・チャップリンや、エンドソングを担当するグラミー賞受賞アーティストのマイリー・サイラスも登場。さらにスペシャルゲストとして、「ターミネーター」シリーズなどを通してキャメロンと親しくなった名優アーノルド・シュワルツェネッガー、キャメロンと共同で監督を務めるコンサート映画がアメリカで来年公開予定と発表され話題を呼んだビリー・アイリッシュ、ビリーの実兄であり音楽プロデューサーのフィニアスも登場し、“アバター伝説”の新たなスタートを彩った。

 パンドラへ“アバター”として潜入した元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)はナヴィのネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ち、人類と戦う決意をする。2作目『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では家族を築いたジェイクらが海へと戦いの場を移し、愛する者のために人類と対峙。侵略を退けることに成功するが、家族の命を奪われるという大きすぎる犠牲を伴った。

 そして最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族のヴァラン(ウーナ・チャップリン)が人類と手を組み襲来し、かつてない“炎の決戦”が始まる―。

 プレミアでは、パンドラの豊かな自然が再現されたほか、今回のタイトルにもなっている“炎”が実際に立ち上がった会場に登場したのは、パンドラという世界をゼロから創り上げたジェームズ・キャメロン監督。

 世界歴代興行収入の頂に君臨する“全世界No.1映画”の新たな伝説のはじまりに興奮と感動を隠せない様子で、「観客は『アバター』シリーズにいつも何か新しいものを求めます。新しい生物や文化だったり、だから私たちはその期待に応えて、それらを送り出し続けています。でもそれと同時に既存キャラクターの深みもより広げています。最新作は、これまでの中で最も感情的なものになっています。スペクタクルや壮大さを抑えたわけではありません。この家族が経験する試練はとても厳しいものだからね。かなり感情が高ぶると思いますよ」と自信を語る。

 さらに、「本作を3Dで観る価値は大きいと思います。今やストリーミングでいつでも好きな作品が観られる時代ですが、映画館での鑑賞に観客が求めることは、旅であり、経験だと思います。それを与えてくれるのが、劇場での体験であり、巨大なスクリーンであり、3Dなんです。もちろん物語もうまく語られないといけない。それらがすべてそろって、力を発揮するなら、それを体験と言い、3時間を超えても何ら関係ないんです。あっという間に過ぎていきますよ」と、劇場でこそ真価を発揮する一本だと、映画館での鑑賞を力強く呼びかけた。

 前作で愛する長男ネテヤムを失い、深い悲しみに包まれながらも、家族を守り抜くために人類と戦うことを決意した主人公のジェイク・サリー役のサム・ワーシントンは、「このシリーズは、作品を追うごとにアクションがより大がかりでワクワクするものになっています。僕たちがより野心的になってきているんです。最新作は、素晴らしい出来になっています。この物語が描くのは“家族”についてなんです。舞台が地球ではない星だろうと、その中心にあるのは家族と、彼らがお互いに抱く愛なんです。『アバター』シリーズは僕にとってすべてと言えます。この作品は文字通り僕の人生を変えました。ジムとの仕事は楽しいし、何よりもこのシリーズに出演することがが大好きです」と熱く語った。そして「『アバター』ファンの皆さん、僕たちは日本が大好きです。本作をどうぞ楽しんでください!」と日本のファンに向けてメッセージを贈った。

 さらに、ジェイクと同じく愛する我が子の死に直面し、時に人間という存在への強い敵意をむき出しにする母でもあり戦士でもあるネイティリ役のゾーイ・サルダナは、「パンドラはとても美しく豊かな世界です。ジムがまた新たな場所をみせてくれますし、この星には信じがたいほどの美しさがあります。最新作では、そんなパンドラに暮らす新たな部族が登場しますし、ナヴィの複雑な人間関係が描かれます。新たな部族のリーダーのヴァランはとってもかっこいいのよ。演じたウーナ・チャップリンは見事な演技を見せてくれました。ただ、この作品において私が最も魅了されたキャラクターはジェイク・サリーでした」と告白。3作目にしてジェイクがどのようにして観客を魅了するのか、期待が高まる。

 2人が築いた家族の一員であり、最新作では成長した姿も見せながら、時には戦いに巻き込まれていく子どもたち。長男ネテヤム、次男ロアク、末っ子トゥクらとともに育ったサリー家の養子で、パンドラの調和を保つ神のような存在“エイワ”との深い結びつきを感じさせる少女キリ役を務めるのがシガーニー・ウィーバーだ。

 『エイリアン2』からの付き合いでキャメロンとの関係も深い彼女は、完成した映画をみて、「このような映画をこれまでに見たことがないです。すばらしくて、すべてがスペクタクル。みんなとても映画を気に入っていました。このシリーズで一番好きという人もいるくらい。それはとても誇りに思えることです」と感慨を語った。

 本作では、“最強の傭兵”クオリッチが再び襲来するだけでなく、彼ら人間と手を組み、シリーズ最大級のスペクタクルに満ちた“炎の決戦”の火種となるのが、「エイワに見放された」とパンドラへ復讐心を燃やすアッシュ族のリーダー、ヴァランだ。

 “喜劇王”の異名で知られるチャールズ・チャップリンを祖父に持つウーナ・チャップリンが、“炎を操る力”を携えたヴァランの怒りを巧みに表現する。ウーナは、「本当に幸せで、感謝の気持ちでいっぱいでしたし、ワクワクさせられました。たくさんの人でいっぱいの映画館でこの映画を観ることが今から待ちきれません。この作品は単なる映画ではなく、没入体験そのものなんです。あなたがそこに生きて、経験したように感じると思います。この作品は私の人生の最高の贈り物になりました」とシリーズ初参戦への喜びを語るととともに、「ヴァランという役柄はジムから多くのインスピレーションを得ました。彼の言葉に皆が従うのは、彼自身が言葉を発する時に、その言葉にとても誠実だからです。言葉の力について本当に多くを彼から学びました。彼こそがギフトなんです」と、撮影を振り返りキャメロンからの学びを明かした。

 エンドソングを担当したマイリーは「このプレミアの規模を見ればわかるように、この作品は壮大なスケールです。この壮大さと同時に、親密さ感じるものを合わせ持たせることが、ジェームズの真骨頂です」と映画を絶賛した。

 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、12月19日より日米同時公開。

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