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声優あるある“言われて嫌なこと”に共感「本当に嫌! やめてほしい!」

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『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ#52より
『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ#52より(C)AbemaTV,Inc.

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伊瀬茉莉也

寺崎裕香

 「ABEMAアニメチャンネル」において『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ(読み:シブアニ)の#52が4日に生放送。今回は、『メイドインアビス』のレグ役などで知られる人気声優・伊瀬茉莉也を特集。声優・寺崎裕香と共に、東京・新大久保で街ロケを敢行した。

【写真】伊瀬茉莉也&寺崎裕香、出会ったころの2人

 2人が最初に訪れたのは、韓国屋台スイーツのホットク専門店。スイーツが焼き上がるまでの間、伊瀬の声優人生に迫るトークが繰り広げられた。声優を目指すきっかけについて伊瀬は、「小学校3年生のとき、スタジオジブリの『もののけ姫』を観て映画監督を目指すようになりました。雷に打たれたような感動を受けて、映画館に8回も足を運びました」と振り返る。

 さらに、「中学生のときに『HUNTER×HUNTER』のミュージカルを観に行った際、ロビーでプロデューサーの方に声をかけ、『映画監督を目指しているので協力してほしい』と話したら、『君、面白いから芝居の勉強をしてみたら?』とアドバイスをもらって、三ツ矢雄二さんを紹介され、中学2年生で声優養成所に通い始めました」と語った。

 2人の仲が深まったきっかけについては、「共通の友人を通じてお互いの存在は知っていたんですが、オーディションで偶然出会って、初対面の日に意気投合して、そのまま私の家に泊まりました(笑)」と明かし、のちに『HUNTER×HUNTER』で共演することになったという。寺崎は「茉莉也が『HUNTER×HUNTER』の役に決まったときのことはよく覚えてます。大好きな作品に、大好きな役で参加できるなんて、本当にすごいことだと思いました」と語り、伊瀬も「夢が叶った、ターニングポイントの作品」と振り返った。

 さらに伊瀬さんは、「宮崎駿監督は私の夢の原点。でも個人的に最も好きな監督は今敏さん。出演したかったけど、亡くなられてしまって叶わなかったのが残念です」と語った。そして、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の北上ミドリ役で出演した際のエピソードにも言及。16歳で声優デビューし、初のレギュラー作品が安野モヨコさん原作の『シュガシュガルーン』だったと語った。「打ち入り(決起集会)をモヨコさんの仕事場で開いていただいた際、皆で手料理をいただきながら談笑していたんですが、窓際にワイングラス片手で一人佇む男性がいたんです。

 寂しそうだったので声をかけてみたら、それがモヨコさんの夫、庵野秀明さんでした。『どんな作品の監督をされてるんですか?』と聞いたら、『Wikipediaで調べてごらん』と返されて…その場の空気が一気に凍りました(笑)。でもその後、『いつか一緒に仕事ができたらいいね』とDVD『ラブ&ポップ』を手渡してくれて、本当にうれしかったです。そして後日『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のオーディションを受けたとき、このエピソードを話したら、庵野さんが覚えていてくださったんです」と貴重な裏話を披露した。

 その後2人はカフェに移動し、声優ならではの“あるある”トークに。「“あのキャラのあのセリフやってください”って言われるの、正直つらいよね」と伊瀬が話を振ると、2人はそろって「本当に嫌!やめてほしい!」と共感。伊瀬は「私たちは“お芝居”をしているので、セリフって相手の言葉を受けて初めて成立するもの。一部だけを求められても、100%のうち10~20%の力しか出せない」と語り、寺崎も「本当はそれを表に出したくない」と同意。伊瀬は「もしセリフを聞きたいというなら、アフレコのシーンごと再現できる環境がほしい」と語っていた。

 さらに伊瀬は、「日本の声優の技術って、本当に世界に誇れる“匠の技”だと思う。これまで積み重ねてきた技術や文化は守るべきだし、もっと世界に発信していけるものだと感じています」と声優という仕事への深い誇りと情熱を語っていた。次週11日の放送では、2人の演技論&コスメトークも!?

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