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伊藤沙莉、失敗すらも自分を高めるもの「失敗することはそんなに怖いことじゃない」

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映画 『風のマジム』 & 日本女子大学 共同企画「夏期特別教室」に登壇した伊藤沙莉
映画 『風のマジム』 & 日本女子大学 共同企画「夏期特別教室」に登壇した伊藤沙莉 クランクイン!

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 女優の伊藤沙莉が28日、日本女子大学で行われた映画『風のマジム』日本女子大学夏期特別教室に原作者の原田マハと共に出席。失敗することについて持論を明かした。

【写真】伊藤沙莉、学生たちに“夢”や“失敗”への思いを笑顔で語る!

 原作は、「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビからラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げた金城祐子氏をモデルに、原田マハが書き上げた小説『風のマジム』。平凡に生きてきた契約社員の主人公・伊波(いは)まじむが、思いつきで出した企画が勝ち残ったことで、周囲の人々を巻き込みつつも、家族に支えられて夢を実現する、主人公の成長と関わる人々の真心の物語となっている。伊藤は主人公のまじむを演じる。

 夢を初めて意識したときの気持ちを聞かれると伊藤は「私はお芝居をやらせていただくようになったのが、9歳の頃にドラマのオーディションにたまたま受かったことがきっかけで。まじむと同じく、それをずっと目指してきた人というよりは、ある日突然『楽しい』とか『好きだな』とか、経験が先に来たタイプの人間」と説明。「好きなことから夢への切り替わりがあまりないというか、グラデーションでずっとやってきた感じ」と回答。伊藤は昔からごっこ遊びやモノマネが好きだったと言い「延長線上な感じでやっていました」と振り返った。

 壁にぶつかったときの乗り越え方については「たぶん大抵のことを壁だと思わないタイプ」と自分を分析。「もちろん傷つくし苦しいこともあるんですけど、自分を邪魔する壁とは特に思ってない」と明かし「壁って思い込むのは自分しかいないじゃないですか。だからあまり壁を自分で設けない方です」と口にした。

 失敗したときはどうするのかという質問には「基本的に失敗はするものだと思って生きています」と告白。「反省したり後悔したりはするんですけど、するって思っていたらそんなに怖いことじゃないし、失敗したことがある人は失敗した人に優しい。経験という意味で言うと、失敗すらも経験値としてはすごく自分を高めるものだと思っている」と持論を展開し「失敗することはそんなに怖いことじゃない。死にはしないし、別に大丈夫。失敗はしていいと思います。人に迷惑をなるべくかけなければ」と語った。

 伊藤は「失敗から拓かれた道は楽しいでしょうね」とも話し「失敗しなきゃできなかった経験もたくさんあるし、もらわなかったアドバイスもある。失敗が呼んだ幸福なことはたくさんあると思う」とコメント。「それも踏まえて、恐れることはあまりないのかなと思います」と学生たchに伝えた。

 映画『風のマジム』は、9月5日より沖縄県先行公開、9月12日より全国公開。

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