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乃木坂46、6期生による「新参者」を完走 「突き抜けたぞ!6期生!」

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乃木坂46 6期生「新参者 二〇二五 Live at THEATER MILANO-Za」
乃木坂46 6期生「新参者 二〇二五 Live at THEATER MILANO-Za」 写真:鈴木健太(KENTA Inc.)

 乃木坂46 6期生による単独公演「新参者 二〇二五 Live at THEATER MILANO-Za」が11月30日、千秋楽を迎えた。

【写真】乃木坂46、6期生による「新参者」を完走 ライブフォト(22枚)

 休業中の小津玲奈を除く10名で臨んだ乃木坂46 6期生は、影アナにて瀬戸口心月が「1曲目はペンライトを消してお楽しみください」と告げてからステージに立つ。「Overture」に続いて会場が暗転すると、6期生の面々は限られた照明の中で「君の名は希望」を歌い始める。彼女たちの歌に焦点を当てたこの演出を前に、観客は10人の美しいハーモニーにじっくり耳を傾けた。

 しっとりとスタートした「新参者」大千秋楽だが、増田三莉音の「ここから始まる6期生の物語。皆さん、最後まで見届けてください」のメッセージとともに、「制服のマネキン」にて熱量が一気に加速。普段のおっとりした雰囲気を封印し、クールな佇まいの増田に対し客席から大きな声援が送られる。続く「走れ!Bicycle」では愛宕心響をセンターに迎え、初期の乃木坂46のイメージと重なるフレッシュさでフロアを温め、「おいでシャンプー」では鈴木佑捺を筆頭に柔らかな空気で会場を包み込む。そして、乃木坂46の初期楽曲で固められた最初のブロックは、川端晃菜センターによる「ぐるぐるカーテン」にて優しく締めくくられた。

 長嶋凛桜を中心に展開する最初のMCでは、彼女の「この10公演で積み重ねてきたものを全部出し切りたい」との言葉を皮切りにメンバーそれぞれが千秋楽に対する意気込みを口にしていく。そんな中、矢田萌華は「私は初日に『6期生が入ってきたから大丈夫だ、と皆さんにも先輩方にも思ってもらえるように成長していきます』と言ったんですけど、この10人で支え合いながら成長してきたので、今日のパフォーマンスにすべてをぶつけて、『やっぱり6期生最高だよ』と思ってもらえるように、最後まで頑張ります!」と力強く宣言。

 その一方で、増田は「今日は外が寒いと思うんですけど、この会場は冬なんかに匹敵しないぐらい温かくしていきたいなと思うので、みんなで頑張ろうね」と彼女らしいワードセンスで場を和ませたかと思えば、「最近はこうしよう、ああしようと意見を交換して、いい意味でぶつかり合えているので、それがこの最終公演にいい影響をもたらすんじゃないかなと思うので、チームワークにも注目してもらえたらうれしいです!」とポジティブなコメントを寄せる。そして、観客との「突き抜けろ!」「6期生」のやり取りをともに、会場はアットホームな空気に包まれた。

 デビュー曲「タイムリミット片想い」で再開。続く「なぜ 僕たちは走るのか?」で会場の盛り上がりがさらに加速すると、瀬戸口をはじめとするステージ上の10人は笑顔を振り撒きながら全力のパフォーマンスを届け続ける。そんな6期生オリジナル楽曲で作り上げた熱狂の空間は、海邉朱莉センターの「ハウス!」へと引き継がれ、ライブに欠かせないこの曲を通して客席のファンと積極的に目を合わせにいく。以降も大越ひなのが「皆さんの声、もっと聞かせてください!」と叫ぶことでオーディエンスのコールが一際大きくなった「狼に口笛を」、長嶋の煽りを受けて熱気が沸点へと接近する「おひとりさま天国」と、新旧の人気曲連発で会場の空気を掌握していった。

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