ノルウェー王室マッタ・ルイーセ王女と米人シャーマンのロマンスを描くNetflix番組の予告編が公開

2024年8月に、世間の反対を乗り越え、挙式したノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女とシャーマンとして知られるアメリカ出身の男性デュレク・ベレット。2人のロマンスを描いたNetflix番組の予告編が公開された。
【写真】『Rebel Royals:An Unlikely Love Story(原題)』予告
マッタ・ルイーセ王女は、ノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の長女で、王位継承順位は、弟のホーコン王太子とその子ども2人に次ぐ第4位。自身にスピリチュアルな能力があるとし、かつては天使と交信するための学校を設立したこともある。一方デュレクは、米ロサンゼルスを拠点に「スピリチャルガイド&ヒーラー」として活動し、グウィネス・パルトロウやニーナ・ドブレフ、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークらセレブの支持者を持つ人物。2人は2019年に交際を公表し、2022年に婚約を明らかにしたが、ノルウェー国内で批判が噴出し、王女は同年11月に公務から退くことを発表した。
この度公開された予告編では、「多くの人から、ある特定の生き方を期待されましたが、私には出来ませんでした」と語るマッタ・ルイーセ王女が、デュレクに対する国民の反応を振り返り、「王室はとも愛されているので、『この男は誰なんだ。我々の王女を奪うのは誰なんだ』という反応が起きました」「彼はシャーマンなので、彼は王室にとって危険だ、私は洗脳されているなどと言われました」と話す様子が映し出される。
デュレクも、初めて会ったとき、国王夫妻に「じろじろ見られた」と振り返り、「ヨーロッパの王族と初めて結婚する黒人男性は大変です。私がその初めての男なのです」などと語っている。
Netflixによると、『Rebel Royals:An Unlikely Love Story(原題)』は、ドキュメンタリーシリーズ『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』で知られるレベッカ・チャイクリンがメガホンを取る。国王夫妻やホーコン皇太子らノルウェー王室メンバーも出席し、数日間にわたって行われた結婚式までの道のりや、スピリチュアルな導きを求める二人の姿、そしてメディアの嵐を乗り越える様子を追うそうだ。
『Rebel Royals:An Unlikely Love Story 』は9月16日、Netflixで世界公開される。
引用:「Netflix」YouTube