志尊淳、30歳に贈るアニバーサリー写真集『final』12.9発売 「きっとこれがラスト写真集です」
■志尊淳
30歳の今年は、いつも応援してくださっているファンの人達に改めて感謝をする1年というテーマを決めて、1年間走ってまいりました。
そんな1年を締めくくるには写真集しかないなと薄々感じていましたが、自分の写真と見つめ合う事があまり得意ではない僕にとってはすごく悩むことでした。ですが、ドラマ『グラスハート』の監督でありカメラマンであり、仲良しの柿本ケンサクに相談したところ、俺がやる!と手を挙げてくれました。公私共に親交のある柿本さんが「いつもの飾らない淳を撮る」ということで、この1年間ずっと隣にいてくれました。写真集の撮影!というテンションだけでなく、プライベートで2人でいる姿をずっと撮ってくれていました。
最高な写真集ができたと思います。きっとこれがラスト写真集です。楽しみにしていてください。
■柿本ケンサク
出会いは、『グラスハート』だった。監督としてファインダーを覗いたその先にいた、坂本一至を生きる俳優としての淳。同性の僕でさえ、思わず心を奪われるほどの美しさと、スクリーンを飛び越えてくるような華をまとっていた。
だが、僕たちの物語はそれで終わらなかった。友人としての時間がはじまったのだ。夢を語り合い、同じ部屋で夜を明かし、迷いや希望を共有しながら、この一年、僕は彼の成長を、ただ傍らで見届けるだけでなく、レンズを通して刻み続けた。創作と友情が重なり合い、境界が溶けていく日々。ここにあるのは、作られた姿ではなく、人間としての志尊淳が放つ光と、ともに過ごした時間の熱と記憶が、いまこの写真集に結晶している。
これは「俳優と監督」の記録ではない。「志尊淳と柿本ケンサク」、ふたりの物語の断片であり、未来へと続く友情の証でもある。どうか、このページをめくりながら、その時間の輝きに立ち会ってほしい。

