草川拓弥主演『地獄は善意で出来ている』、高野洸、渡邉美穂ら共演キャスト解禁
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<高野洸 コメント>
前科者たちが集められた施設の中で、何が起こるのかというヒリヒリする展開に加えて、それぞれの過去や感情もしっかりと描かれており、多くの方に楽しんでいただける作品になると感じています。琥太郎は、寡黙なタイプの樹とは対照的なムードメーカーのような存在で、積極的にみんなとコミュニケーションを取りながら仲間同士のつながりを深めていく役割を担っています。ですので、現場でも皆さんと楽しく物語を作り上げていけたらと思っています。一方で、自身の罪に対してどこか軽く受け止めている一面もあるので、あまり作り込みすぎずに演じていきたいと考えています。
<渡邉美穂 コメント>
もともと、密室のような限られた空間に生まれも育ちも異なる人たちが集まり、そこから人間ドラマが展開していくような作品が好きだったので、そんな作品に出演できることが素直にうれしいです。本作は、人には見せない心の奥底の感情や葛藤など、人間の本質が丁寧に描かれていて、共感できる部分や心に刺さる部分があると感じています。私はこれまで明るいキャラクターを演じることが多かったのですが、今回は過去を抱えた落ち着いた役柄で、新たな挑戦になります。ただ、その影の部分は自分の中にもある感情だったりするので、うまく引き出して演じられたらと思っています。
<吉田健悟 コメント>
スピード感がありつつ、生々しさと明快さが絶妙に混ざり合っている物語だと感じました。だからこそ、それをどのように面白く表現するかが難しくもあり、非常にやりがいのある作品だと思っています。翔太は、第一印象こそ粗暴な人物に見えますが、内面にはどこか臆病な一面があると捉えています。人を傷つけることでしかコミュニケーションを取ってこられなかったような人物だからこそ、粗暴さだけを前面に出すのではなく、“生っぽい人間らしさ”を丁寧に表現できたらと思っています。
<井頭愛海 コメント>
台本を読むのはあまり早い方ではないのですが、物語の続きが気になって、気づけばあっという間に読み終えていました。登場人物それぞれの過去が物語に深く関わっていく展開がとても面白いと感じました。夢愛は、一見ちょっとおバカで楽観的に見えますが、実はとてもピュアでまっすぐな子。彼女の過去を知ったときは、胸がギュッと苦しくなりました。それでも前を向いて、一生懸命に生きている夢愛の姿には、私自身も寄り添ってあげたいという気持ちになりました。今まで演じたことのないタイプのキャラクターだったので、撮影に入るのがとても楽しみでした。
<細田善彦 コメント>
各話ごとにフェーズが変わっていく構成がとてもスリリングで、見応えのあるドラマになるのではないかと思っています。カトウは行動力があり、一度過ちを犯した若者たちを引っ張っていくような力強さを持った、魅力的な人物だと感じました。台本に沿って丁寧に演じていくことで、自然とカトウという人物像が立ち上がってくるのではないかと思っています。また、これまでにないほど「笑顔」や「微笑み」といったト書きが多く、カトウのその表情の意味を汲み取りながら、最後まで大切に演じていきたいです。