WEST.・桐山照史、『ミス・サイゴン』でエンジニアに抜擢 甲斐翔真、清水美依紗ら初参戦組含むメインキャスト発表

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2026年に東京・東急シアターオーブにて上演されるミュージカル『ミス・サイゴン』のメインキャスト第1弾が発表され、前回から続投の駒田一、東山義久、屋比久知奈に加え、桐山照史、清水美依紗、ルミーナ、甲斐翔真、小林唯が新キャストとして初参加することが明らかとなった。
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ミュージカル『ミス・サイゴン』は、オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ、作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルクという、ミュージカル『レ・ミゼラブル』を世に送り出したチームの第二弾として製作されたもの。
日本初演は、1992年4月から、翌年9月までの504日間、東宝演劇史上、類を見ない1年半のロングラン公演により745ステージを完遂した。2012年からは、2004年にイギリスで初演されたスピーディさとドラマティックさを併せ持った新演出版で、ロンドン・ウェストエンドとニューヨーク・ブロードウェイに先駆けて日本全国各地で上演。サイゴン陥落のシーンでは、舞台に実物大のヘリコプターが登場するなど、観客の心を鷲づかみにした。
大好評を受け、2014年、2016年と帝劇ほかで公演を行い、2022年には日本初演30周年記念公演が開幕、日本全国を縦断し、通算上演回数は1569回に至る。
そして、2026年に4年ぶりの上演が決定、2026~27年に全国で公演を行う。この新たなステージに向け、次世代を担うキャストを見出だすオーディションが大々的に開催され、メインキャストが決定した。
サイゴンでクラブを経営しながら、いつかアメリカに渡って成功する夢を抱いているフランス系ベトナム人のエンジニア役には、2022年公演に引き続き駒田 一と東山義久に加え、アイドルグループ・WEST.のメンバーで、主演したミュージカル『グラウンドホッグ・デー』では、演技力と歌唱力のみならずコメディセンスも発揮した桐山照史が、厳しいオーディションを突破して初参加が決定。
ベトナム戦争で家族と故郷を失い、辿り着いたサイゴンでアメリカ兵のクリスと恋に落ち、一児をもうけるキム役には、続投の屋比久知奈に加え、ミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役の好演も記憶に新しい清水美依紗とルミーナが抜擢。
そして、キムと恋に落ちるも、戦争の後遺症に苦しむことになるアメリカ兵のクリス役には、『ムーランルージュ!ザ・ミュージカル』『キンキーブーツ』などグランドミュージカルでの活躍が目覚ましい甲斐翔真と、劇団四季退団後、ミュージカル『この世界の片隅に』『レ・ミゼラブル』『ジャージー・ボーイズ』など、遺憾なく実力を発揮している小林唯の初参加が決定した。
ミュージカル『ミス・サイゴン』は、2026年10・11月に東京・東急シアターオーブ、2026年12 月~大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・福岡市民ホール 大ホール、2027年1月~ 静岡・アクトシティ浜松 大ホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。
※キャストコメント全文は以下のとおり