『ヒグマ!!』鈴木福と“闇バイト”に手を染めるキャスト陣からコメント到着! 物語のさらなる内容も明らかに
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18歳の少年・小山内は大学合格により未来を掴んだその日に、父親が自殺。特殊詐欺の被害に遭い、多額の借金を背負っていたのだ。進学の将来は断たれ、金策に走る小山内がすがりついた先はまさに父を追い詰めた諸悪でもある【闇バイト】だった。グループ内での呼び名は「66番」。未来への切符だった合格番号は犯罪者としての呼び名になっていた。
ある日、繁華街で最も高額な報酬が見込める【拉致工作】に参加。しかし見知らぬ人間を拉致する業務には、いつの間にかその殺害と遺棄までが付加されていた…。標的は「28番」。同じく闇バイトで奪った宝石を一人持ち去ったのだ。激しい追走の果てに追い詰められた「28番」は身柄を押さえられる寸前、宝石を飲み込んでしまう。監視役「9番」に連れられ「28番」を拘束したまま、小山内と闇バイト仲間を乗せたワゴンは深い森の山中へ――。
人間サイズの穴を掘り、いよいよ「9番」から「28番」の殺害、さらに腹を裂いて宝石の摘出と死体の遺棄を迫られる小山内。個人情報を握られている小山内にとって殺すか、殺されるか…その時、【それ】が現れた。規格外のエゾヒグマ!その圧倒的な殺傷力を前に闇バイト仲間の肉片が四散する中、小山内は殺すはずだった「28番」と共闘し、危機を回避。しかし、阿鼻叫喚の光景に「28番」が吐き出した宝石を、今度はヒグマが呑み込んでしまう。
生き残るだけなら下山すればいい。だが、宝石があれば一度手放した未来を再び掴めるかもしれない。しかしその為には、あのヒグマを殺すしかない。謎の【闇狩猟者】神崎も巻き込み、小山内の本当の【生存闘争】が始まった――。