『終幕のロンド』第5話 “鳥飼”草なぎ剛、“真琴”中村ゆりと二人きりで旅に出る
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草なぎ剛が主演を務めるドラマ『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の第5話が10日の今夜放送される。
【写真】雛形あきこ演じるゆずは(八木莉可子)の母・真理奈
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていくヒューマンドラマ。遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かす人間ドラマのほか、せつない大人の恋も描かれるオリジナルストーリーとなっている。
■第5話あらすじ
ある日の朝、鳥飼(草なぎ剛)は磯部(中村雅俊)に呼び出され、息子の文哉が亡くなった当時の話を聞く。磯部によると、文哉が自ら命を絶ったその日、部屋には自殺を裏づけるような遺品は何一つなく、何者かによって持ち去られた形跡があったという。死の真相を隠蔽しようとした会社の仕業なのか。鳥飼は、文哉が勤めていた「御厨ホームズ」が今なお自殺者を出していると知った磯部から、ある相談を受ける。
一方、こはる(風吹ジュン)の生前整理は予定どおり進み、そこには真琴(中村ゆり)の姿も。鳥飼は思い出の品を手に楽しそうに笑うこはるを見てうれしくなるが、真琴はふと、かつて愛した自分の父に、もう一度会わなくていいのかと尋ねる。しかし、何気なく口にしたその言葉はこはるをひどく怒らせ、母と娘はまたしても口論に。真琴は部屋を追い出されてしまう。
しばらくすると、天袋を整理していた鳥飼が美しい文箱を見つける。そこには真琴の父親にまつわる思い出の品が入っていた。それをきっかけに、鳥飼と真琴は、二人きりで“こはると、こはるが愛したまだ見ぬ父”の足跡をたどる旅に出る。
同じ頃、ゆずは(八木莉可子)のもとに再び母・真理奈(雛形あきこ)が金の無心に来ていた。渡せる金がないと断るゆずはに、真理奈は驚きの提案を持ちかける…。
ドラマ『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』は、カンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時放送。
※草なぎ剛の「なぎ」は、「弓へんに前+刀」が正式表記

