トランプ大統領、現役大統領として約50年ぶりにNFLレギュラー戦を観戦も、大きなブーイングを浴びる
ドナルド・トランプ大統領が、現役大統領としてはおよそ50年ぶりにNFLのレギュラーシーズンの試合を観戦したが、盛大なブーイングで迎えられたようだ。
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Peopleによると、トランプ大統領は現地時間11月9日、米メリーランド州サマーフィールドのノースウェスト・スタジアムで行われたコマンダース対ライオンズの試合に、マイク・ジョンソン下院議長とともに来場。前半終盤、スタジアムのスイートに姿を見せた際、ファンから盛大なブーイングを受けたそう。またハーフタイム中にスタジアムのアナウンスで紹介された際にも、同様にブーイングを受けたそうだ。
CNNによれば、コマンダースはノースウェスト・スタジアムに移転するまで、ワシントンD.C.のロバート・F・ケネディ記念スタジアム(RFKスタジアム)を本拠地としていたが、2030年をめどに旧RFKスタジアム跡地へ本拠地を戻す予定だそう。同日、ホワイトハウスはコマンダースの新スタジアムにトランプ大統領の名が冠される可能性について「素晴らしいこと」とコメントし、注目を集めた。
なおトランプ大統領は今年2月にも、フィラデルフィア・イーグルスとカンザスシティ・チーフスが対戦したスーパーボウルを観戦。任期中にNFLの頂上決戦を観戦した初の大統領となっている。さらに7月にはFIFAワールドカップ、9月にはテニスの全米オープンを訪れており、いずれの場面でもブーイングを受けている。

