オスカー・アイザックが『スター・ウォーズ』に戻るのを躊躇している理由
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に始まる続三部作で、ポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザックが、同シリーズへのカムバックを躊躇する理由を明かした。
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JustJaredによると、オスカーは今年8月、ヴェネチア国際映画祭でギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』をお披露目した際、シリーズ復帰に前向きな姿勢を見せていたそうだが、それから数ヵ月で状況が変化したようだ。
GQ誌の最新インタビューで、「可能性はありますけど、現時点ではディズニーの仕事をすることに乗り気がしません。でも、彼らがなんとかして、ファシズムに屈することがなくなれば素晴らしいし…もうしそうなったら、はるかかなたの銀河系や、その他もろもろについて、話が出来ると思います」と語った。「はるかかなたの銀河系」とは、「スター・ウォーズ」シリーズのオープニングクロールに登場する文言として知られる。
9月、「スター・ウォーズ」シリーズと同じディズニー傘下のABCが、トランプ大統領に反対の立場を取るジミー・キンメルの極右活動家チャーリー・カーク暗殺に関する発言を受け、彼の番組『ジミー・キンメル・ライブ!』の放送中止を決定。GQ誌のインタビューは、番組の放送中止の発表からわずか2日後に行われたものだそう。
なお、同番組はおよそ1週の放送中止を経て、無事に再開されたが、ディズニーに対する反感はオスカーに限ったことではないようで、ディズニー傘下のHuluとDisney+では、9月の解約数が8月に比べて倍増したと伝えられている。

