“世界一有名なヒーロー”イエス・キリストの生涯をアニメ化『キング・オブ・キングス』来年3.27公開決定
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北米で公開された韓国映画として最高の歴代収入を記録した、イエス・キリストの生涯を描く3DCGアニメ映画『キング・オブ・キングス』が、2026年3月27日より公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。
【写真】“ヒーロー”のお話大好き・キュートなウォルターを切り取る場面写真も
本作は、『クリスマス・キャロル』で知られるイギリスの文豪チャールズ・ディケンズが子どもたちのために執筆し、生前の出版を禁じていた『主イエスの生涯』にインスピレーションを得て製作されたアニメーション映画。
本作で製作・監督・脚本を務めたチャン・ソンホ率いる韓国のMOFAC STUDIOが、30年以上のノウハウを注ぎ込み、10年の製作期間をかけて、イエスの誕生から復活までを描く特別な物語を完成させた。
アジアやヨーロッパ、アフリカなど90ヵ国以上もの国で公開され、北米では興行収入6000万ドルを突破。非英語作品として初のアカデミー賞作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』(5384万ドル)を上回り、北米で公開された韓国映画としては最高の歴代収入を記録、一大ブームを巻き起こした。
英語版の声優には超豪華キャストが集結。チャールズ・ディケンズ役には『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)のケネス・ブラナー、妻キャサリン・ディケンズ役には『キル・ビル』(2003)のユマ・サーマン。そしてイエス・キリスト役には「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック。そのほかにもマーク・ハミルやピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングスレーといった実力派キャストたちが名を連ねている。
イギリスの人気作家チャールズ・ディケンズ(声:ケネス・ブラナー)は、自作の朗読劇『クリスマス・キャロル』の舞台を5歳の末息子ウォルターのいたずらで台なしにされ、親子の関係がこじれてしまう。妻キャサリン(声:ユマ・サーマン)のアドバイスを受けたディケンズは、我が子のために執筆した特別な物語『王の中の王』をウォルターに読み聞かせることに。
それは二千年前、ベツレヘムで生まれたイエス・キリスト(声:オスカー・アイザック)の壮大な人生を描いたものだった。12歳で“神の子”としての使命を自覚し、30歳で洗礼を受け、弟子たちの目の前で多くの奇跡を起こし、人々に愛と赦しを説き続けるイエス。しかし信仰が広まる一方、「神への冒涜だ」と敵意を募らせる者たちもいた。やがて最後の晩餐で自らの死と復活を予言したイエスは、十字架刑という試練の道へと歩んでいく。
ポスタービジュアルは、穏やかな表情で両手を広げたイエス・キリストを大きく配置したもの。背後にはチャールズ・ディケンズと妻キャサリン、そしてヒーローのお話が大好きな息子ウォルターと愛猫の楽しそうな姿も。横には「この人を見よ、奇跡はここから始まる。」というコピーが添えられ、父ディケンズが語るヒーロー、イエス・キリストの壮大な冒険の物語への期待がふくらむビジュアルとなっている。
なお本作のムビチケ前売券(オンライン)は、12月13日10時より発売開始。
3DCGアニメ映画『キング・オブ・キングス』は、2026年3月27日より全国公開。

