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カンヌでグランプリ『センチメンタル・バリュー』、来年2.20公開決定! 特報&ポスター解禁

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映画『センチメンタル・バリュー』場面写真
映画『センチメンタル・バリュー』場面写真(C)2025 MER FILM/EYE EYE PICTURES/LUMEN/MK PRODUCTIONS/ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS/ZENTROPA SWEDEN AB/KOMPLIZEN FILM/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ARTE FRANCE CINÉMA/FILM I VÄST/OSLO FILM FUND/MEDIEFONDET ZEFYR/ZDF/ARTE

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 第78回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヨアキム・トリアー監督の最新作『センチメンタル・バリュー』が、2026年2月20日より全国公開されることが決定。あわせて、特報とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】あまりにこじれた父娘に、ふたりの結末に、世界が共感&大絶賛!『センチメンタル・バリュー』特報

 2025年、第78回カンヌ国際映画祭で、本映画祭最長となる19分間におよぶ圧巻のスタンディングオベーションを受け、会場を熱狂の渦に包み込み、堂々のグランプリを受賞。本年度アカデミー賞のノルウェー代表作品に選出され、主要部門でもフロントランナーとの呼び声が高い話題作が、ついに日本公開される。

 本作を手がけたのは、第94回アカデミー賞で脚本賞および国際長編映画賞の2部門にノミネートされ、日本でも大ヒットを記録した『わたしは最悪。』のヨアキム・トリアー監督。同作で恋愛と人生の選択をリアルかつ共感たっぷりに描いた監督が、次なるテーマに選んだのは――愛憎が入り混じる「親子」という名のしがらみ。

 主演には再びレナーテ・レインスヴェを迎え、映画監督の父親役には名優ステラン・スカルスガルド。さらに、本作の演技で脚光を浴びたインガ・イブスドッテル・リッレオースに加え、ハリウッドからエル・ファニングも参加。複雑で緊張感に満ちた人間模様を鮮やかに浮かび上がらせる。

 現在、北米ではNEON配給のもと、ニューヨークとロサンゼルスのわずか4館でリミテッド公開中ながら、非英語圏映画として歴代トップ10に入る好成績を収め、さらに注目を集めている。世界各国の映画祭でも上映され、観客賞を続々と受賞。賞レースの幕開けとなるゴッサム・アワードでは、ステラン・スカルスガルドとインガ・イブスドッテル・リッレオースが助演俳優賞にノミネートされるなど、アカデミー賞への期待も一層高まっている。

 今回解禁された特報映像は、「お前は人生最高の宝だ」と語りかける父グスタヴ(スカルスガルド)と、「なのに捨てたの?」と切り返す娘ノーラ(レインスヴェ)の、緊張感が走る親子の会話から始まる。

 家族を捨てて以来、長らく音信不通だった映画監督グスタヴが、自身15年ぶりとなる自伝的脚本の新作映画の主役に、俳優であるノーラを起用しようと打診するところから物語が動き出す。「受け入れたいのに、許せない」――親子だからこそ割り切れないノーラの複雑な苦悩が浮かび上がる。

 さらに、ノーラとは対照的に家庭を選び、息子と夫と穏やかに暮らす妹アグネス(リッレオース)と、のちにノーラの代役として抜擢されたアメリカ人人気スターのレイチェル(ファニング)も物語に加わり、関係はますます複雑に絡み合っていく。もつれて解けない親子の行方は――。

 同時に解禁されたポスタービジュアルでは、グスタヴ、ノーラ、レイチェル、アグネスの4人の移ろう視線が、それぞれの揺れ動く心情を表現。「いつも、愛がまるつぶれ」と、親子であるノーラとグスタヴのもつれて解けない関係性を表すコピーが目を惹く。

 あまりに不器用でこじれた父娘に共感し、たどり着く結末に世界が唸った――家族ドラマの到達点。観る者すべての“代えがたい”1本となる、2026年必見の注目作だ。

 映画『センチメンタル・バリュー』は、2026年2月20日より全国公開。

映画『センチメンタル・バリュー』特報

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