國村隼、主演ドラマで初のピアノ演奏に挑戦! 『ドビュッシーが弾けるまで』12.24放送
■鈴木康平(プロデューサー)
ドラマ作品が数ある中で、このような温かな質感のドラマを、クリスマスイブの夜に、地上波でお届けできることに、深い意義を感じております。この物語を紡いでくれたのは、新人脚本家・石田真裕子さん。ほんの1年前まで、会社員として、母として、日常を生きていた石田さんが、『ヤングシナリオ大賞』をきっかけに、脚本家としての新たな人生を歩み始めました。
メガホンを取るのは平野眞監督。『監察医 朝顔』『PICU』そして今年も『波うららかに、めおと日和』など、長年にわたり人々の心を打つドラマを生み出してきました。そして、主演は國村隼さんです。国内外でキャリアを重ね、俳優生活50年かつ70歳を迎えられた節目の年に、本作の魂を担っていただけることになりました。
新人脚本家の瑞々しい感性に、監督の熟練の演出、そこに加わる円熟味のある名優の芝居。確かに心に響く贈り物のような作品を、クリスマスイブの夜にお届けします。ご期待ください。
■平野眞(監督)
素敵な脚本、スタッフ、キャストが集まってくれました。感謝を忘れずに心してお届けします。「忘れたくない事を大事にとっておくためにその想い出と一緒にお酒を飲む」。観ている人にも置き換えられる心温まる物語です。最愛の人を亡くし、生き甲斐を見つけられずにいた70歳の男が再び立ち上がる過程を國村隼さんをはじめとする俳優が奥深いお芝居で魅了する切ないラブストーリーをお楽しみください。
■石田真裕子(脚本)
伝えられなかった言葉や、叶えられなかった夢。誰しもが持つそんな小さな後悔の欠片を、つなぎ合わせるような気持ちで書かせて頂きました。喜一郎と匠の素敵な挑戦が、誰かの背中をそっと押してくれますように。何かを始めるのに遅すぎることなんてありません!

