中島歩、第3話では咲子と樹生の関係を「何と呼ぶのかを見守っていただきたい」<『Tシャツが乾くまで』インタビュー>
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蒼井優主演の金曜ドラマ『Tシャツが乾くまで』(TBS系/毎週金曜22時)より、中島歩のインタビューが到着。新たな展開を予感させる第3話の放送を前に、自身が演じる役や、撮影現場の雰囲気についてを語った。
【写真】中島歩が演じる園田樹生 素朴で生真面目、若干空気を読めない性格
本作は、脚本家・生方美久による完全オリジナルストーリー。ある日突然、パートナーが事故に巻き込まれたことをきっかけに、当たり前に続いていくと思っていた幸せな日常が、突如崩れ去ってしまった二組の夫婦の喪失から始まる“愛”と“秘密”を描く。
中島が演じる園田樹生は、製菓メーカー社員で、咲子(蒼井)の夫・充(松山ケンイチ)が行方不明になったバス事故で亡くなったあずさ(夏帆)の夫。素朴で生真面目な性格だが、若干空気を読めないところもある。本人に悪気はなく、その不器用さがどこか憎めない人物だ。そんな樹生は、あずさと充の関係を疑っていてる。
第2話では、事故の日までのあずさと充について調べる咲子と樹生の姿が描かれた。シャンプーとタバコのにおいを通して、それぞれのパートナーを思い起こす場面では、互いに抱えた心の傷を感じ、徐々に距離を縮めていく二人。すると、咲子のもとに事故の対応にあたる警察からの一本の電話がある。
■自分の価値観で腑に落ちない部分をどのように“落としていくか”
――台本を読んだ感想を教えてください。
中島:毎話びっくりするような展開が待ち受けているところが、一つの大きな魅力だと思いました。それに、「自分もそういう先入観を持っていたんだな」など、見ている側の考え方や価値観を突いてくるなと。新しい人間関係、夫婦...そういう言葉では言い表せないような、既存の価値観では定義できない関係、在り方、その先にあるものを描いている作品だと感じています。
僕自身、台本を読んでいて「どうしてこんなことを言ってしまうんだろう」と感じる部分があります。そこはきっと視聴者の方も引っかかる部分でもあると思うので、腑(ふ)に落ちない部分をどのように“落としていくか”意識しています。
――樹生をどのような人物だと捉えて演じていますか?
中島:大切なものを突然失ってしまった人。そこが一番大事だと思って演じています。バス事故で妻を亡くして、日常がガラッと変わってしまう。そのために言わないほうがいいことを言ってしまったり、やってしまったり。大切な人を亡くして、思わぬことをしてしまう人の状態に自分を持っていくことを意識しています。
――演じるにあたり、土井裕泰監督とは細かくお話されているとか。
中島:撮影は話数順に進むものではないので、この演技で合っているのか不安になったときは、監督にその都度確認しています。「ここはどういうシーンなのか」「このシーンでこの人物はどう見えるか」などをお話しするとともに「各話について、自分はどう思ったか」も話し合っています。お互いの感想を出し合うことで、作品に対するコンセンサス(見解の一致)を得ていくような感じです。
