首都高にトム・クルーズ登場! 日本のファンにラブメッセージ届ける
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トム・クルーズ主演の最新作『DIGGER/ディガー』のジャパンプレミア&舞台あいさつが10月6日に都内で開催され、トムとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が登壇。ジャパンプレミアの会場となった東京・銀座のKK線(旧東京高速道路)に颯爽と登場したトムは「日本と、日本のファンを心から愛してる」と熱いメッセージを贈った。
【写真】トム・クルーズ&イニャリトゥ監督の豪華2ショット
世界の5大都市を巡るワールドツアーで、ロンドン・メキシコシティ・ロサンゼルス・ソウルを経て、最終地である東京に、通算26回目の来日を果たしたトム。ジャパンツアー2日目となる10月6日(トムの日)、イニャリトゥ監督と共に、東京・銀座のKK線(旧東京高速道路)という前代未聞のロケーションにてジャパンプレミアを開催した。
会場には、抽選で選ばれた幸運なファン約700名と数多くの取材メディアが殺到。ポスターやトムグッズを携えた熱量の高いファンが詰めかける中、トムと監督が特設ステージに颯爽と登場すると会場のボルテージは一気に跳ね上がった。親日家のトムは終始笑顔で応え、ファン一人ひとりとの握手や会話、写真撮影に応じるなど神対応を連発。熱気に包まれたレッドカーペットの後、2人はステージへと登壇。詰めかけたファンとメディアに向け感謝の言葉を述べた。
過去に撮影で滞在し日本が大好きになったというイニャリトゥ監督は「ワールドツアーの最後の地である日本で、この瞬間を皆さんと一緒に過ごせて嬉しいです。この『DIGGER/ディガー』という作品をやっと皆さんにお届けできる、やっと観ていただけるということにこれ以上ないほどにワクワクしています。今の世界の不条理さを反映し、非常に人間的で、今こそ観て欲しい作品です。若い世代の方にも笑いながら楽しんでいただき、考えるきっかけになったら嬉しいです。監督人生でもベストと言える素晴らしいパフォーマンスを、トムが見せているので、『うわあ、やられたな』となると思います」とコメント。
続いて、トムが「イニャリトゥ監督と一緒にこの作品をお届けることが待ち遠しかったです、夢が叶いました。監督は唯一無二の方で、人としても素晴らしいです。この作品を観ていただくと分かると思いますが、何世代も語り継がれるような作品だと思います。私自身映画が大好きですが、この映画のように独創的な、また感動的な作品はこれまで作ったことがないと思っています」と熱く語る。
そして「いつも温かく歓迎してくれることに感謝しています。美しい文化があり、芸術がある日本は素晴らしい国だと思います。そんな日本にイニャリトゥ監督というアーティスト、愛する友人である彼ととともに来ることができて嬉しいです。日本の皆さんにぜひ映画を観ていただきたいです」と呼びかけ、「監督と私たちは、皆さんのために映画を作っています。皆さんの姿を今日観ることができて、嬉しかったです。日本を、そして皆さんを、心から愛しています」と、深い日本愛をにじませた。
レッドカーペットイベントの後、同日夜にはTOHOシネマズ 日比谷にてトムとイニャリトゥ監督が登壇する舞台あいさつを開催。本イベントの模様は全国353の劇場へ生中継され、一足早く本編を鑑賞できる機会とあって、会場および全国の映画館は大きな期待感に包まれた。
盛大な拍手に迎えられて登場したトムは、直前にKK線で行われたファンとの交流について「知っている友人たち、そして新しくお会いした皆さんに温かく迎え入れていただき、本当に美しい時間でした」と振り返り、「こうして映画館でも皆さんとお会いできて嬉しいです!」と満面の笑顔を見せた。
続いてイニャリトゥ監督は、「この映画は、持てるすべてのハートを注ぎ込み、10年の歳月をかけて作り上げた作品です。トムが“変身”を遂げる姿を目の当たりにするのも素晴らしい体験でした。本作は現代という時代や人間を描いており、今観るべき意味や風刺、そしてユーモアに富んだ作品となっています」とアピール。
そしてトムが「皆さんはこれから、非常に独特な映画体験をすることになります。イニャリトゥ監督が成し遂げたことは尋常ではなく、あらゆる要素が異彩を放っています。登場人物や物語の構成・構造、脚本、キャスト陣の演技、そして私が演じたディガーのメイクアップに至るまで素晴らしい出来映えです。音響や楽曲もこだわり抜かれており、鳥や動物の鳴き声を実際に音楽として組み込んでいます。劇中に登場するミニチュアもすべて手作業で作られたものであり、監督は10年をかけてこれらを築き上げました。ストーリーテラーとして、映画監督として唯一無二の彼に、私は絶大な敬意を抱いています」と熱弁。
さらに、「本作はイニャリトゥ監督が集結させた精鋭スタッフの手によって作り上げられたものであり、私の映画人生の中でも最も重要な体験となりました。私自身にとっても未だかつて見たことのないキャラクターである“ディガー”を、イニャリトゥ監督の演出のもとで演じられたことを心から光栄に思います。皆さん、準備はいいですか?」と笑顔で呼びかけると、客席からは大きな歓声が巻き起こった。
ここでトムとイニャリトゥ監督に直接想いを伝えたいスペシャルゲストとして、映画『国宝』の李相日監督がサプライズで登場。『DIGGER/ディガー』のロゴがあしらわれた特製花束を手渡すと、2人とそれぞれ熱い抱擁と固い握手を交わした。
トムは李監督を見るなり「彼はとても偉大な映画監督。『国宝』は素晴らしい映画で大好きです。私の友人である渡辺謙も出演していて素晴らしかった」と絶賛。トムと李監督といえば、かつてロサンゼルスにてトム自らが特別上映会を主催し『国宝』を現地でお披露目するなど、国境を越えた深い縁を持つ間柄だ。
李監督は「世界中の映画人の尊敬を一心に集めるお二人とお会いできて光栄です。『国宝』でトムさんとご縁ができたことは今でも信じられません」と感動を口にしつつ、「当時は伝えられなかったのですが、トムさんに『国宝をぜひイニャリトゥ監督に見せてください』と言い忘れてずっと後悔していたので、今回直接言えて本当によかったです(笑)」とはにかみながら明かした。
これに対しトムが「もう伝えましたよ!」と笑顔で返すと、イニャリトゥ監督も「トムは情熱的に『国宝』の話をしてくれていました。ただ、『DIGGER/ディガー』は1ヵ月ほど前に完成したばかりで、まだ観られていなかったのですが、今週拝見する予定です。プライベートでプレミア上映をしますよ!」と力強く宣言。さらに「李監督が同じ映画監督の仲間として駆けつけてくださり、本当に嬉しい。こうして素敵な関係を結んでワールドツアーを締めくくることができ、感無量です」と歓迎した。
一足早く本作を鑑賞した李監督は、「映画の領域を超えていて、本当に笑える作品です。しかし、今私たちが目にしている戦争や災害というものが誰によってどのようにもたらされているのか、その本質をえぐり出しながら、どこまでも滑稽で笑えつつ、同時に背筋が凍るほど恐ろしいものを見せてくれます。監督の世界観、ディテール一つひとつ、映像、美術、演技に至るまですべてが緻密かつ大胆で力強い。子供の頃から“トム・クルーズ”を観続けてきて、すべての作品を同時代に体験してきましたが、今までどこにもいなかったトムさんがこの『DIGGER/ディガー』にはいました。トムさん、出てましたよね?」と問いかけると、トムは「Bang, bang, bang!」と役柄さながらのセリフで応じ、会場の笑いを誘った。
李監督は「トム・クルーズという人には限界がないのだと、この映画で改めて痛感させられました。とにかく、この巨大な才能を持つお二人のタッグ、映画の歴史を塗り替える作品を目の当たりにして尊敬の念しかありません。観終わった後、誰もが色々語りたくなるはずです」と熱弁。これに対しトムとイニャリトゥ監督も、日本語で「ありがとう」と感謝の言葉を送った。
映画『DIGGER/ディガー』は、10月9日全国公開。
