佐藤健×渡部篤郎、親子バディ刑事に! フジ4月新ドラマ『ビター・ブラッド』

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俳優・佐藤健が、4月から放送の連続ドラマ『ビター・ブラッド』(フジテレビ系/火曜日21時)で、初の刑事役に挑むことがわかった。共演には、ベテラン刑事で佐藤の父親役に渡部篤郎が決定。本格的な共演は初めてとなるこのコンビがどんな刑事ドラマを見せてくれるか注目される。
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本作は、作家・雫井脩介による累計13万部の同名作品が原作。佐藤演じる新人刑事が初の現場でコンビを組んだのは、渡部演じる少年時代に別離した実の父親。反発しながらも、刑事としてのあるべき姿を父親から学んでいく傑作ミステリー。
佐藤は今回の主演決定について「凸凹な親子のバディのお話、ということで脚本を読んでとてもワクワクしました。僕自身、子供のころに『踊る大捜査線』を見て警察官に憧れたことがあったので、そういう意味でもとても気合が入っています」と語り、初の刑事役に意欲を見せた。
また、共演の渡部について「本当にスーツの居住まいがかっこ良くて、ダンディで素敵すぎるお父さんです」と印象を語っており、「スピーディーなストーリー展開と、親子のコミカルなやりとりをお楽しみ下さい」と期待を呼びかけた。
一方、キザでプレイボーイ風な変わり者で、家庭よりも仕事を優先して離婚して以来、子供と会っていないという父親刑事役を演じる渡部は、「このドラマは、エンターテインメントとして優れており、かつ脚本も素晴らしい作品です。それに負けぬよう、全力で頑張らせていただきます」と意気込み。佐藤との共演については「佐藤さんが出演している作品をたくさん拝見しております。どんな役を演じられていても、言葉を発せずとも感情が伝わってくる、素晴らしい力を持っていらっしゃる方だと思っているので、今回一緒にお芝居をさせていただけることをとても楽しみにしております」と語っている。
近年、刑事ドラマが乱立しているなかで、フジテレビドラマ制作部・中野利幸プロデューサーは、「最悪な仲の親子が刑事でバディという原作の設定を読んだ時に、目からウロコが落ちました。刑事ものでありながら、親子ものであるという普遍的かつ斬新な企画をなぜ、今まで気づかなかったのかと。そして映像化するなら絶対、自分でやりたいと。数年来の夢がやっと実現できて本当にうれしい」と本作の魅力を話している。
新ドラマ『ビター・ブラッド』は、フジテレビ系列にて4月から毎週火曜日21時放送。