DCコミック原作ゾンビストーリーがドラマ化!主人公以外のキャスト決定

米CW局で進められているDCコミック原作『iZombie(原題)』のドラマ化で、主人公を除くキャスト3人が明らかになった。
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DCコミック『iZombie(原題)』のキャラクターを基にしたドラマ化では、ゾンビに転身してしまうリヴという若い女性が主人公。人間性を維持するためには脳を食べ続ける必要があると知り、脳の手っ取り早い入手先として検視室で働くことにしたリヴだが、脳を食べると、その持ち主の生前の記憶も受け継いでしまうという副作用がある。そのため死者の声を黙らせるために検視官の上司や刑事と協力し、殺人事件を解決していく。
Deadlineによると、リヴと共に事件を捜査する刑事クライヴ役に、海外ドラマ『ブレイクアウト・キング』でシェイを演じたマルコム・グッドウィンが決まったそう。クライヴは風紀課から殺人課に転属になるが、2ヵ月間何の成果も上げられず、何とか手柄を立てたいと躍起になっているという設定。最初はリヴの“霊能力”を怪しむが、次第にリヴを信じるようになるという。
リヴの変化に気付き距離を感じ始める親友でルームメイトのペイトン役は、テレビ女優のアレクサンドラ・クロスニー。ジェニファー・ガーナーをブレイクさせた人気海外ドラマシリーズ『エイリアス』や『HEROES/ヒーローズ』に出演したデヴィッド・アンダースは、麻薬ビジネスにのめり込むという資産家ブレイン役に決まったそうだ。
製作総指揮を務めるのは、女子高生探偵が活躍する人気海外ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』を手掛けたロブ・トーマスとダイアン・ラギエロ。二人は脚本も手掛けるとのこと。
肝心の主人公リヴを誰が演じるのかが不明だが、主人公が死人の脳みそをむさぼり食いながら、その人物を殺した犯人を捕まえるために奔走するという異色ドラマには、早くから注目が集まっている。また主人公リヴを含むキャストの名前が原作には登場しないとのことで、独自路線の展開を匂わせているがどうなるだろうか。続報に期待したい。