実写版『魔女の宅急便』、キキ役・小芝風花が歓喜の涙「胸がいっぱいです」

関連 :
映画『魔女の宅急便』初日舞台挨拶が1日、新宿バルト9にて行われ、主演を務めたキキ役の小芝風花、尾野真千子、広田亮平、ジジの声を演じた寿美菜子、そして清水崇監督が登壇した。小芝は無事初日が迎えられたことに「胸がいっぱいです」と歓喜の涙を流した。また、本作が4月17日の香港を皮切りに、台湾、シンガポール、インドネシア、ベトナム、ドイツ、スペインでも公開されることが発表された。
【関連】小芝風花、歓喜の涙を流した実写版『魔女の宅急便』初日舞台挨拶フォトギャラリー
本作は、宮崎駿監督によってアニメ化もされた、角野栄子の児童文学を実写映画化。魔女の家系である少女キキが、見知らぬ町で魔女になるための修行をする姿を瑞々しく描く。
約500人のオーディションを勝ち抜きキキ役に抜擢された小芝は「公開まで長いと思っていましたが、あっという間に初日を迎えられました」と語ると「原作やアニメもあり、色々なイメージを持たれていると思いましたが『楽しかったですか?』と聞いたときに、拍手をいただけて胸がいっぱいです」と表情を崩す。さらに「不安で胸がいっぱいで、昨日は眠れなかったんです。色々な感想があると思いますが、お手やわらかにお願いします」と心情を吐露すると、感極まって涙を流した。
そんな小芝に、キキが居候するパン屋の女主人・おソノを演じた尾野は「本当にキラキラしていましたよ。私も15歳ぐらいでこの世界に入ったのですが、同じ感じだったのかな」と昔を懐かしんでいたが、すかさず「でも私はこんなに輝いていなかったな」と尾野らしく自ら突っ込みを入れて会場を沸かせた。
また本作が、香港、台湾、シンガポール、インドネシア、ベトナム、ドイツ、スペインで公開されることが発表されると「びっくりしました。こんなにたくさんの国で上映されるなんて」と目を見開くと「岡山や小豆島など日本の大自然を世界の皆さんにお届けできることが嬉しいです」と目を輝かせていた。
映画『魔女の宅急便』は全国公開中